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アイドルの目標

世の中には沢山アイドルがいて1人1人目標があり活動する。48グループは研究生から正規生に昇格とか、選抜に選ばれるとか、センターになるとか目標が明確だからファンも目標に共感し応援しやすい。地下アイドルはグループ内で競う目標は殆ど無い。だとしたら何が目標になるんだろう?

ワンマンを完売させたいとかそんな感じかな?それが目標ならメンバーにもファンにも足の引っ張り合いは発生せず、グループそのものを応援するという目標が共有できる。

ワンマンの度に少しずつ動員を増やし、箱を大きくしていくというのが目標で、そのためのチャンスの場が日々の対バンやフェスで、日々パフォーマンスや自分磨きをして、他のアイドルのファンに興味を持ってもらい、ワンマンにも来てもらえる関係性を築いていくという感じだろうか?

日々の特典会でどれだけ自分にファンが会いに来てくれるかは生活維持の為に必要ではあるけれど、グループに人気がついてくれば比例してファンが増えるものだろうから、やはりグループ自体を強くすることは大切だ。

そのために日々SNSで発信して興味を持ってもらう事が重要で、ファンへのいいねやリプ返などの地道な活動も大切になる。グループの動員が大事なのだから自分の事をポストしてくれるファンはもちろん、グループやメンバーの事を書いてくれるファンにもいいねしたりする事も少なからず効果がある。

毎日のライブで忙しいのに、SNSの自分への投稿の他にもその対応範囲を広げているアイドルは自分は何をすべきか見えているし、そういう子は推したくなる。

あるグループに応援ポストをしたらメンバー全員にいいねされた事がある。素晴らしい団体技だ。そういうグループはグループとしての目標がちゃんと全員に浸透しているし、前のめりな姿勢が伝わってくるから応援したくなる。

考えてみると48グループは個人競争で他のメンバーはライバルみたいな世界に入れられているからファンはその競争に過熱しやすいが、箱としての応援には繋がりにくく、常に皆ライバルみたいな意識のもとで応援している。応援されている側もそういう意識があるかもしれない。

逆に競争の無い小さなグループは箱としての応援が成り立ち、推しがいなくても好きなグループという認識がファンにはある。その分競争は激化しないから何かに向かって熱狂的に応援を継続するというのは発生しにくい。悪い意味で『金』になりにくい。

どちらがアイドルやファンにとって幸せかはわからない、でもどちらにとっても1番良いハイブリッドみたいな解決策があるのでは無いかと思っている。

そんな策が見つかるかわからないが自分なりに何かしら誰かの助けになれたらと日々思って推し事をしている。

よくわからないままにこの1月の地上、地下の推し事を通して感じた事を書いてみました。いつも通り長くなったのでかなり削りました。

毎年最初のお話会で推しに『今年の目標は何?』って聞いたりする。叶えてあげたいって思うから。でも個人で叶えられる事には限界があるから仲間と一緒に叶えてあげたりする。フィッシングのセクシーお姉さんアカは力にならないけど、同じアイドルのファンのFFさんはある意味勝手に仲間と思っています。

(2024/1/28)

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