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保育士という職業を考察する

おそらく「保育士」という職業を知らない人はいないと思う。

保育園に預けた方もそうでない方もほとんどの方がしっている超メジャーな職業「保育士」

「保育士」にあこがれる人も多い。
毎年資格取得者がたくさん現れる。
いわばライバル多数の激戦職種・・・のはずが

なぜか現場は人手がいつもたりない

なぜか
それは「過酷」だから

続けたいが続けられない環境がそこにあるのだ

サービス残業・準備当たり前
月曜日から土曜日まで12時間ほど開園しているのでシフト制。年間休日日数は110日切るところが多い。
1日の拘束時間の長さ
休憩時間の取得困難さ
有給を使用するだけで理由を求められたり申請を却下されたりする。嫌味を言われたりもする。休みにくい。
本来の保育をすること以外にマルチタスクが求められる
<書類作成→くらすだより、年間カリキュラム、期案、月案、週案、日案、個別の記録、個別の目標、日誌>
<保育準備→製作に必要なものを準備(画用紙切、絵具の配合、雑巾など)
体を動かす活動に必要なものを準備(体操やダンスは振付を覚えるなど)
音楽の活動に必要なものを準備(歌詞カードをわかりやすく作成、ピアノの練習、楽器の鳴らし方の習得など>
<保育後→製作でできた作品の掲示(個人のセンスが問われる)取り扱い>
<保護者対応→十人十色の保護者との対応>
勤務時間内に終わらないものは自宅で無給で仕事
人間関係(陰口、イヤミ、無視、派閥)

このような感じでとにかく「過酷」
人間のキャパ容量をはるかに超えた業務量

さらに保育士を不足させる原因は
それに見合わない給料
全国の平均年収は400万ほど
とネットで書かれているのを見たことがあるが

それはあくまで平均値

実際に平均値に届く人はいかほどか・・・

初任給の手取りは15万ほど
基本給は13万ほどの世界

これで上記に並べた仕事量。
厳しすぎる

今は、少しずつ改善されている保育園も増えてきたが、まだまだ厳しい。

人気の高い「保育士」という職種を、
そのまま人気の高い位置をキープし、
生涯続けていける職種にするには

業務量の圧倒的な軽減
もしくは
給料の圧倒的なアップ

の2択だろうなと私は思う















#夏の自由研究

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