暇の潰し方
持て余す暇を潰す手段がより楽に出来るようになった。スマホ普及前は文庫であったりウォークマンであったり個人内で完結していたが、スマホにより他者との繋がりやグローバル世界で限りなく時間を潰すことが出来る。
なぜそんなことを思ったのか。鎌倉殿の13人の中である場面を観たからだ。匿われている頼朝が何をして部屋で過ごしているかというと、巻物を読んだり聞こえてくる喧騒に耳を傾けたりだ。
この現代において何もないに等しい部屋の中で一巻きの書物や外の音だけで過ごすことで満足できるのだろうか。スマホ、ネットという甘美な汁を知ってしまった脳にとって退屈ではないのだろうか。と考えてしまった。
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