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可能性が0(ゼロ)ではないのなら

「幻想だ、アンダーソン君」


マトリックスレボリューションズ(3部)、まだ途中です。


プリン×2回作ったり、ご飯作ったりしながら5時間かけてみておりますが、そこで感じたことを書きます。


マトリックスの登場人物たちは、1~3部、一貫して皆「自分の信じるものを信じて動く姿」が描かれています。


つまり1%でも、自分が信じている可能性がみえるならば、たとえ頭がイカれていると言われようともそっちに向かう人たち。  


※映画の中では、頭がイカれているとは誰も言いません。


モーフィアスは、カリスマ性や信頼もあり、言葉を使うことも上手なので、周りの士気を高めつつ仲間を巻き込むことが上手。


一方ネオ(主人公)は、なんとなく、説明できないけど、「必要なんだ」で行動します。


周りの人たちからみると、ヒヤヒヤ。


そして、そんなこと、あり得ない。バカげていると言われます。


マトリックスという仮想現実を抜けてなお、常識との戦いの世界。


でも、例え言葉にできなくても、自分が信じる可能性が0ではないのなら。


ネオは一人でも向かうんです。


ネオを救世主と信じているのは、実質モーフィアスグループの人たちだけだけど。


でも、物語が進むにつれ、そのネオをみて信じてくれる人が増えていきます。


みんな、各々の意志を持っているからこそ、信じるものを信じて突き進む。


少数派の意見をいうって、結構勇気がいります。でも、みんな言うんです。


ストーリーの中で、誰一人として、自分の気持ちに妥協はしていないのが素晴らしい。


一人一人の信じることを行動にするからこそ、チームワークが生まれるし。


「奇跡」というものを起こせる可能性が高まるのかもしれないと感じさせてくれるストーリー。


登場人物が、スミスとネオだけの世界では物語も面白くないですし。


モーフィアスやトリニティ、ザイオンの人たちがいるからこそ、色んな歯車が回っているんだな。と、当たり前のことも考えてみたり。


ただの映画、という目線でみるだけでは、ほんとうにもったいない作品です。


私たちからみた現実世界がマトリックスなのであれば。


日々、私たちの頭の中で繰り広げられている出来事がザイオンなのかもしれないな、と感じました。


ちなみに、今回の1番好きな会話は


「その"愛"は人間の感情だ。」

「いえ、ただの言葉。大事なのはその言葉の表す関係です。」


でした。深い。


それでは、私は、ラストを見に戻りたいと思います。


今日は、このへんで。


また、明日👋

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