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STORES で経験できたこと

こんばんは。ととです。
2023年5月末をもって、一身上の都合により STORES 株式会社を退職いたしました。
(退職ギリギリまで STORES の社員としてイベントを開催したり、記事を投稿していたので驚かれる方もおられるかもしれません。すみません)

わたしが 2021年9月に STORES(当時hey)に入社してこれまで、たくさんの経験を積ませてもらい、また たくさんの方々にお世話になりました。
全部は書ききれていないと思いますが、その記録をここに残します。

※ 注意書き
以下の記事は、最終出社日に社内esaに公開した記事に加筆・修正を加えたものです。
STORES 株式会社に少しの間所属していた一個人の感想としてお読みください。

iOSアプリ開発の経験値UP

以前の職場(※わたしは STORES は2社目です)では、開発チームにいても会議や調整ごとやらなんやかんやで、せいぜい一ヶ月のうちの半分くらいしかコードを書いていませんでした。
STORES に来て、初めて勤務時間のほとんどの時間をプログラミングに費やすことになり、時間が増えた分、プログラミングについてパワーアップできたと思います。
(それでも大したレベルではないです)

Git力のUP

前職では、チーム方針で事故防止のためにGitの機能であるreset,rebase,cherry-pick,force pushあたりをほぼ原則禁止されてたので、それらの機能はほぼ使ったことがありませんでした。
現職に来てから初めてそれらの機能を使ったり、GitHubのプロジェクトやIssueを使ったりすることができました。
そもそもGitLabしか使ったことがなかったのでGitHubを使うというのもほぼ初めてでした。

リファクタどんどんやれる

前職は自社サービスを開発している訳ではなかったこともあり、リファクタリングは積極的にどんどんやれる、という環境ではありませんでした。(工数確保が難しいとか、手を加えた時の影響をどこまで担保できるのかとか)
STORES では、ちょっとした修正に混ぜ込んでリファクタしていく!だったり、ビルド時間を早くするためにできることは何でもやる!だったり、どんどんテストのカバレッジを上げる!だったり、今まであまりやれなかった姿勢でプログラミングができて良い経験になりました。

アプリ新規開発

入社してから3つのアプリをゼロからひとりで作りました。
QAさんが使うためのツールを2つ、社内イベントで使っていただいたプレゼンタイマーアプリです。
仕事で「アプリをひとりで作ってみて」と言われるまで、わたしはきっと"アプリをひとりでゼロから作ること"にチャレンジできなかったと思います。(レビューしてもらったり相談に乗ってもらったりできたので、実際にひとりかと言われると微妙ですが)
それが2つ目を作り、3つ目を自主的に作っていくうちに、どんどん心理的なハードルが下げられました。本当に感謝しています。
その時のことは、以下の記事に書いています。

イベントの参加

時間休みを使えたり、参加レポートさえ書けば外部の就業時間内にできること(今は確かレポートは必須ではない)で、外部の勉強会に参加することが増えました。

細かい参加数は覚えてないのですが、このnoteに書いきた参加レポート以外にも、オンラインでのイベントもたくさん聞きました。

また、STORES 自体が勉強会やイベントの企画をしていて、同僚の人の発表を聞く、なんてこともSTORESに入ってからの経験です。
自分の世界を、自社にとどまらずに大きく広げることができたと思います。

iOSDC2022の準備

iOSDC2022のスポンサーのパンフレットの準備を担当させていただきました。
また、当日は少しの時間だけ、ブースに立たせてもらいました。

チームが違うiOSエンジニアさんと、デザイナーさんと、2週間でコンセプトを決めて納品までやったのは良い思い出です。
バタバタしましたが、「何を伝えようか」「どう伝えようか」みたいなことをみんなで考える時間は久しぶりで、とても楽しかったです。

社内Techイベント"In da STORES"の運営

社内Techイベントの第一回から、運営として、そして司会として二回関わらせていただきました。

とっても楽しかったです。そしてわたしは結構司会業が好きなんだと気づくことができました。向いているかはともかく。
イベントの裏側でいろんな人がいろんな準備をしてくれていることを知れたり、その仕事によって普段の業務じゃ関われない人と仲良くなれたことがとても嬉しかったです。

イベント登壇

2回やりました。
背中を押されなければ、また、オンライン・オフライン関わらず同僚の社員の人が登壇している姿を日常的に見ることがなければ、やろうと思うことすらなかったと思います。
こんな経験ができてよかったです。

1回目は、オンラインでVoicyさんとのLT会で。(当時まだ社名がheyだった)

そして、最近オフラインでDeNAさんと楽天ラクマさんとイベントを企画して、オフラインで登壇もさせていただきました。

エンドユーザーに会う

たまに街中で STORES 決済を使ってくれている店舗を見かけることができました。
それだけでなく、不具合が起きているオーナーさんのところに行く機会がありました。
"エンジニアとして"エンドユーザーに会うということは、実はなかなかないことだと思います。貴重な経験となりました。

記事を書く

はてなブログでは、なんと6本書いてました。

入社してから書いたnoteは、アドカレ含めて9本。

わたしは書くことが好きでしたし、書くことが推奨されていて、書いたらたくさんの人にレビューしてもらって、たくさんの人に読んでもらえる環境はとてもありがたかったです。

フラットな関係で仕事をすること

全員がオーナーさんのために

STORES のサービスを使ってくださる方々を、社内ではオーナーさんと呼んでいました。
増えていく会社のサービスも、全てオーナーさんの商いのため。
周りにいる全社員が、本当に敵も味方もなく、オーナーさんのために働いている。そういう環境でした。
なので、偉い人が話している全社的な会議や報告がまるで自分と別の世界での話のように聞こえる…みたいなことがあまりありませんでした。
当たり前かもしれませんが、わたしには新鮮で、これが STORES に入社を決めた理由の一つでもありましたし、入社した後もずっとそうでした。

あだ名しか知らない

STORES はあだ名文化です。
わたしのことも、「とと」としか知らない人も多かったのではないでしょうか。
わたしもあだ名しか知らないままの社員さんが何人もいます。
本名も、年齢も、卒業年も、出身大学も、出身地も、家族構成も、住んでいる場所も、本人が話し出すまで、ほぼ聞くことはありません。
そんな働く環境がある、というのをそもそも STORES に入るまで想像もつきませんでした。
他にもD&Iに関わる話をするためのSlackチャンネルがあったり、多様性と言っていいのか分かりませんが、 わたしが今までいた環境で一番、色んな人に配慮された環境でした。

チームも先輩後輩も関係なく

チーム内はもちろんですが、STORES では、部署もプロダクトも違う人にも、たくさんの人に助けてもらうことができました。
上述の出来事の中で繋がった人達に助けてもらうこともあれば、全然仕事で関わったことがなくても助けてくれる人がいました。
中途採用者が多いこともありますが、先輩も後輩も関係なく、頼りにしていいし頼りにしてもらえる、そんな関係が当たり前にありました。
わたしはSlackのtimesチャンネルで起こった出来事や考えていることをなんでも書き込むほうだったのですが、その時にも色々相談に乗っていただいたり、スッと助けに来てくれる人がたくさんいて、本当に支えられて過ごしました。
なんやかんやとチーム関係なく飲みに行かせてもらったりも。
本当にありがとうございました。

終わりに

STORES の方々にはたくさんお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

今後

さて、わたしは6月から関西でIT会社ではない会社で、とはいえエンジニアとして、仕事が始まります。
今までとは違う環境で、今までの経験がどれくらい役に立てるかも分かりませんが、精一杯頑張ってみようと思います。
さーあ、やるぞぉーー


これからもわたしのことを応援してただける方は、そっといいねしてもらえたら嬉しいです。

有り難くも…お祝いさせて!と言っていただけることがあり、一応ウィッシュリストを貼っておきます。
https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/Q06C70N1YVL7?ref_=wl_shareが!!!
私がお返ししきれないことも多分にありますし、本当にお気持ちだけでとどめてもらって大丈夫です。(特に年下から戴くと本当にいたたまれないので)

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