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五百叩いても見ていた(2024/1/24)

これは育休前、育休中、育休後の2023年8月10日から2024年3月5日に僕が付けていた日記を、振り返りながら、1日分を毎日更新しているものです。(166日目)


 一生懸命抱っこをしないと、ジーナンは寝てくれない。立って抱っこをし、∞を描くように体を揺すってあげながら、同じリズムでトントンを続ける。500叩きぐらいすると、いつもウトウトしだす。あぐらをかいて抱っこしようものなら、すぐ泣いて抗議である。立って抱くのと、座って抱くのと何が違うというのかと思うが、明確に違うらしい。それを僕が体感しようとしたら、5mぐらいの巨人に抱っこしてもらわなければならない。
 ウトウトしたと思ってすぐにベットに置くと、これはこれですぐにバレて泣く。そのため、ウトウトしてからプラスで200叩きぐらいはしておきたいところである。そうすると、緊張感のあった体がスッと緩み、全体重を僕に預けてくる。こうなったら、躊躇せずにベットに寝かせる。置いて10秒泣かなかったら、大体寝てくれる。泣いたら再叩きである。
 ワン氏の時に体に染みついたこの寝かし付け方法は、ジーナンにも有効である。ワン氏の時もそうであったが、乳児の寝かし付けはカカより僕の方が上手なのだ。そして、父と母の存在を理解してくると、父とは寝てくれなくなるのだ。悲しい。

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