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最新型ブレスラチェイン ~受け札21枚、4キル率4割~

こんにちは。とと@to_to_0121_dmです。
話題性の割に赤黒コンプがあまり勝たなかったのでちょっとしょんぼりしてましたが、めげずにデッキを作っております。

本日紹介するのは、ネバーも試練も使わない全く新しい【ブレスラチェイン】。フィオナアカシックが消えた今、アンフェアデッキ最強の座を虎視眈々と狙います。


デッキリスト

光文明は添えるだけ

4/7 追記
サイバーJイレブンの枠は、アレフティナに変えた方が良いと思われます。
青単色マナは過剰なほどに取れている一方、光マナはディスタスゲートを打つために価値が高いのが理由です。
またエターナルトラップの枠は飛翔龍5000VTにされている方が多いようです。ただ青単色マナはやはり弱く、可能なら別のカードにしたいところです。エターナルトラップはシャッフにだけは対応できるため折衷案的なカードになっています。正直環境的にアプルやとこしえまで見る必要性が薄いため、エターナルトラップでも遜色なく戦えます。トリガーとしても優秀です。ただし多色なのはネックです。ほどほどにシャッフを止めれる自然単色のカードが理想、ということになりそうです。

成績

第90回アドCS 3勝2敗予選落ち
第20回ZweiLanceリモート杯 予選4勝1敗 本戦2勝2敗 4位
総合勝率 64%

動き方の解説

チェインの始動

場にデドダムがいる状態でブレインスラッシュを打つか、マナにブレインスラッシュがある状態でDisアイ・チョイスを出すことができれば大体勝ちます。

初動兼、ブレスラの水闇条件を満たすカード。
マナのブレインスラッシュを打つのがメイン
水と闇がある状態で打てれば概ね勝ち

基本ムーブ

水と闇が場にいる状態でブレインスラッシュを唱える。3ドロー1捨ての後にサイクリカを蘇生。

ザーディよりこっち

サイクリカの効果で、先ほど唱えたブレインスラッシュを手札に戻しながら再び3ドロー1捨てで、今度はマーシャルクロウラーを蘇生。

入手難度高め

マーシャルクロウラー効果で手札と盾を入れ替える際、シールドトリガーは使うことができますので、最低限先ほどのサイクリカで手札に戻ったブレインスラッシュは打つことができます。

これで再びサイクリカ、マーシャルクロウラーと出せば次々に山を掘ることができるので、山が減ってきたところでブラックビッグバンをブレインスラッシュの効果で出しましょう。

実はポン置きでも強い

これで、山札が0枚の状況でブレインスラッシュを唱えれば
・墓地から3体蘇生し
・手札を1枚捨て
・墓地からコスト8以下を蘇生
できるようになります。
普通に回っていれば、ブラックビッグバンがいる状況でさらにサイクリカもしくはマーシャルクロウラーのストックもたまっています(後述)。
サイクリカとマーシャルクロウラーで交互にブレインスラッシュを打つことで次々とクリーチャーを並べ、どこかのタイミングでブレインスラッシュの効果でサイバーJイレブンを捨てます。

EXWIN!

もう一度ブレインスラッシュを唱えて、ドローの代わりにイレブンを蘇生。水のクリーチャーは11体以上余裕で出てるので、EXWINです。

ワンショットが決まるワケ

上の説明では、サイクリカとマーシャルクロウラーを交互に都合よく引くところが関門のように見えるかもしれません。ですが実際には、水闇が揃ったブレインスラッシュが打てた時点でほぼ勝てます。
手札やマナの状況に応じて臨機応変に動いていく必要があるので、文字で説明するのは少し難しいのですが、可能な限り分かりやすく書いていきます。

マーシャルクロウラーが通ったらほぼ勝ち
マーシャルクロウラーは、手札のシールドトリガーを埋めて回収することで事実上すべて踏み倒せるカードです。ブレインスラッシュが複数枚あれば全部打てるのはもちろんですが、このデッキの安定性のキモはブルーインパルスにあります。

こいつのおかげでデッキになった

マーシャルクロウラーの効果で、ブレインスラッシュの前に「真実を見極めよ、ジョニー!」を打つことで自分の場のサイクリカとマーシャルクロウラーを手札に戻せます。これにより、「ブレスラサイクリカブレスラマーシャルクロウラー」をもう一度行えることが確定します。
これを繰り返すほど手札にブレインスラッシュがたまっていき、それらをマーシャルクロウラーの効果で一気に打てるため、ブラックビッグバンを出しながらサイクリカのストックを残すことは容易です。

マーシャルクロウラーは探しに行ける
ブレインスラッシュ→サイクリカ→ブレインスラッシュで6枚引けますので、ゲーム開始からこの6ドローまでのどこかで手札か墓地にマーシャルクロラーがいれば問題ありません。また、ブレインスラッシュの効果でDisアイ・チョイスを出し、マナゾーンにある2枚目以降のブレインスラッシュを打つことでもう3枚 (サイクリカがあればさらに3枚) 山を掘れます。

サイクリカがなくてもマーシャルクロウラーで運ゲーできる
サイクリカが無いケースだと、手札にブレインスラッシュを戻せないためマーシャルクロウラーのバリューも低くなります。これが一番つらいパターンですが、手札に2枚目以降のブレインスラッシュが引けていればそれはマーシャルクロウラーで打てますし、なくても手札と盾を入れ替えることで盾からブレインスラッシュを打てる可能性もあります。

以上の理由で、ブレインスラッシュが通れば9割は勝ちます。

その他の採用カード

フェアリー・Re:ライフ、地龍神の魔陣、フェアリー・ライフ

初動三銃士を連れてきたよ!
初動三銃士!?
2コスブーストの専門家

正直地龍神以外は弱いですが、他にいい自然のカードが無いため入ってます。
2コストブースト→デドダムまたは2コストブースト→Disアイチョイス効果でブレインスラッシュ
というのが最も基本的な4キルパターンです。

地龍神の魔陣は基本的にブレインスラッシュをマナに置くためのカードですが、状況に応じて
・光文明のカードを置き、手札の光のカードの手打ちを圏内にする
・Disアイチョイスを置き、手札や盾のディスタスゲートを有効にする
などの使い方もできます。もちろん、マナでなく手札に加えることもよくあります。このデッキで最も練度で使い方が変わるカードと言えるでしょう。

ディスタス・ゲート

光がなければ完璧だった

光文明がデッキに6枚しかないため、手打ちは少し難しいです。が、地龍神とデドダムがすごいので思ったよりは打てます。
手打ちできると5マナでDisアイチョイスを呼べるので、ブーストが1回しか打てなくても4キルできます。
とはいえメインの役割は受け札です。マナにブレインスラッシュ、公開領域のどこかにDisアイチョイスがあれば、これ1枚踏ませた時点でブレインスラッシュ起動まで行けるため、そのまま勝てます。

調和と繁栄の罠

誰?

自然と光を持つトリガーでまともなのが、ヒャクメ-4とこれしかありませんでした。
水文明を宣言することでシャッフの攻撃を止めれるため、こちらを採用。
盾から踏むとほとんどの相手の攻撃を止めることができます。

ダンディ・ライフ

誰?パート2

トリガーが付いているマナ落ちケアです。
このカードのおかげでブラックビックバンやサイバーJイレブンをマナに置けます。
トリガーが付いているため、マーシャルクロウラーで手札から打てるほか、マナに置いてもDisアイチョイスで打てます。
また少々テクニカルな話ですが、ブレインスラッシュを連打して山を掘る場合、山を3枚ずつ削ることになります。そのため山の枚数が3の倍数のときに最後の3枚にブラックビッグバンがあるとワンショットは止まってしまいます。が、ダンディライフを打つことでそのうちの2枚は公開領域にでき、ブラックビッグバンが一番下にあるパターン以外は問題なくなります。ちなみに地龍神を1発撃てていればブラックビッグバンがボトムに行くことはないため、よっぽどワンショットは決まります。

環境デッキへの勝率と立ち回り

黒緑アビス、赤青マジック、青黒コンプレックスなどが母数多い環境です。これらの対面への立ち回りを書いていきます。
ちなみにこれら3つには有利と思われます。

黒緑アビス対面

先攻4キルが狙える時は例外ですが、基本的にはマナにブレスラ、Disアイチョイス、光マナをそろえるように立ち回りましょう。
トップでDisアイチョイスかディスタスゲートを引けば勝ち、盾からディスタスゲートを踏んでも勝ちという状況を作ることが大事です。
マナにブレスラが置ければかなり勝てる対面である印象です。
一人回しでは24勝16敗でした。(先攻後攻交互にやってます。)

赤青マジック対面

盾からディスタスゲート、ブルーインパルス、エターナルトラップのいずれかを踏ませて勝つ、という感じです。ブレインスラッシュを4ターン目までに引けないと勝てないですが、相手も盾を殴っているのでそれ込みでまあまあ引けます。
ブレスラをトリガーしても、場に水闇が揃っていないなら打たずにマナに置いた方がいいケースがあります。気を付けましょう。
一人回しでは15勝11敗でした。(先攻後攻交互にやってます。) (テンプレにブレがあるのであんまり参考にならないかもしれません。)

青黒コンプレックス対面

シャッフだけ気にしましょう。ターン的にはかなり猶予があるので、シャッフを出されてもエターナルトラップを探す時間はあります。水文明を宣言してシャッフの動きを止めて、返しにブレスラで勝ち切りましょう。
シャッフが複数体絡むと厳しいです。
サイクリカなどでシャッフを殴り返すことも一応できますが、青黒コンプレックスが蘇生札の多いデッキであること、コンプレックスのカウントが進むことには注意しましょう。
一人回しはしてないですが、大会中には3回当たって2勝1敗でした。

終わりに

アンフェアデッキ全般の問題として、マジック対面が絶対に不利になるというのがあるものだと思っていたので、今回のデッキで五分~有利くらい出せたのは結構驚きました。
有料部分には惜しくも不採用になったカードたちを載せていきます。よろしければ最後までお付き合いください。

1枚目のヒント : 光文明4コスト クリーチャー
2枚目のヒント : 自然文明3コスト クリーチャー
3枚目のヒント : 自然文明4コスト 呪文

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