20240411

会社から帰る電車で、スーツに着られた新社会人をよく見かけるシーズン。みんな握り拳ぐらい顔が小さくて、どこか溌剌としている。若さってこういうことかと痛感する刹那。社会がいかに不合理だらけか、じきに知るんだぞと嘯く私は、車窓の中ですっかりくたびれている。こんなんじゃだめだ。もっと凛としていなければ。この相変わらず曖昧な気候の手も借りてボロボロで生きる。

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