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【140字小説】松の内の落とし穴(140文字)

お昼を知らせるチャイムが鳴り始めた。

修吾は伸びをしながら立ち上がった。

「昼飯だ!」

外でお昼を食べるために事務所を出ようとした。

「あ!1月5日だと近くの飲食店やってない」

「お昼難民?」

同僚の鈴木萌が声をかけてきた。

「困った」

「フフ。私、一つ余計に弁当作ってきたの。一緒に食べない?」

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