近況と音楽の話

今日のセトリ
1. 最近の音源dig
2. 二次元音楽の眺め方
3.イベントとライブの予定

1.最近の音源dig

いつぞやの記事でこんなことを書いた。

自分の人生に無理を強いてまで音楽と付き合う必要はないしそれはきっと不健全だ。自分にとって最も健全な形で音楽と付き合っていくことが何よりも大切だと思っている。いのちだいじに。

自分の文章が自分にぶっ刺さっているのがここ最近で、正直なところ音源回収する意欲がほぼない。黄厄の新譜と箱庭のベスト盤は買うけど。

では普段何をしているかと言えばサブスクで適当に音源漁ってる。
二次元に関しては某大手リリース情報サイトに載ってるやつを検索掛けて置いてあれば聴く。それ以外は新着楽曲プレイリストとかその派生で表示されるやつを適当にぽちぽちっとな。

渋蔦も成仏したしネットレンタルを使う気力もなければ配信で買う意欲もなく、サブスクの手軽さと便利さにどっぷり浸かった一般人である。
ちなみに今年入ってからまだ一曲も音源回収してませーん。

あとは単純に趣味が変わってきたこともあって、音楽聴いてればとりあえずハッピー!な状態ではなくなった。本読みたい、美術館行きたい、旅行もしたい。あと最近水族館に興味が出てきた。ぼっちアクアリウム。

そんなわけでもう楽曲派は卒業である。仕事の合間と休日にぼんやり好きな曲を流すだけの哀れな社会人だと笑うがいいわガッハッハ。

2.二次元音楽の眺め方

二次元の音楽ってすげーいいのいっぱいあるんだな!と新鮮な驚きを覚えたのが2017年の初頭だから丸7年経ったのか。
数多の迷走を経て今の自分の中での立ち位置は「面白い音楽がドガドガ湧いてくるので気に入ったやつだけつまみ食いする世界」になった。

結局何を言いたいかというと良い音楽を求めるのに二次元方面を深掘りするのは自分に合わないな、と思い始めた。あくまで広い音楽業界の一部くらいの見方をするようになった(中心ではない)。
自分の好きな音楽が欲しいならここだけ見てちゃダメだよね感。

そう思うに至った理由は色々あるのだけど言語化は不十分なのが現状。
曖昧なりにとりあえず書き出してみるけど後で修正しそう。
①カロリーの高い曲が辛くなってきた
②ビジネスモデルが凝り固まりすぎて気が合わない
③音楽の道具化が加速している気がする

①は単純に自分の趣味が変わっただけ。マイナーアップは相変わらず好きだけど摂取しすぎるとしんどいね。過剰なキャラ声(一昔前で言う萌え声?)もだいぶ辛くなってきた。

②はビジネスモデルの波を感じてしまって呆れてる話。
もうこの業界のどこを見渡してもアーティストを応援する行為と音楽をセットにするような売り方・プロモーションが溢れてて食傷気味になっている。
歌手はSNSにエモ極振りのポエムを書いて映えそうな写真と一緒にアップするわ、声優はメモ帳スクショお気持ち文章をツイッターに上げるわ、音楽絡みのコンテンツが量産されて中の人の名前!顔!イベント!みたいな売り方を始めるわ、もうお前らその売り方しか出来ないんかのオンパレード。
(儲けるのはビジネスの基本なので一切を否定する気はない。念のため。)

こちらはただ音楽を聴いて好きな曲に出会いたいのマインドで生きてるので気が合わない。誤解されそうなので補足しておくけれど、気が合わないのは当たり前の話なので合わない私が離れればいいだけなのだ。別に今すぐこの業界みんな悔い改めろと説教する気は毛頭ない。

③は②と関連が深い話。この業界は音楽を道具として扱っていないか?
クリエイターや現場ディレクターのような制作の深部に携わる人達は置いておくとして、それをもってビジネスを進めていく企業やそれを受け取る客側は音楽を道具だと思っていないか?

昔の記事でも皮肉った気がするけど「みんなで作るアーティスト・アイドル成長物語!」「音楽で一体感を感じてハッピー!」的な傾向はまだまだ続いているように思う。

音楽そのものに価値はないのか?
音楽は君達が一体感を得たり人と繋がる喜びを感じるためだけにあるのか?
音楽は企業がオタクから金を巻き上げるための道具に過ぎないのか?
……というところを改めて思ったりしている。

補足① 音楽で人がハッピーになるのは基本的にいいことだ。どこかの田淵もそう言っていた。でもこのまま音楽が道具になっていく未来が果たして本当に良いものなのかどうかは疑わしいよね、という話。

補足② 昔どこかで「二次元アイドルを追ってくるオタクは、学生時代に体験できなかった"人と協力して何かを成し遂げること"を今更になって取り返している」みたいな文章を見た気がする。大枠は同意する。
自分も昔はそういう感じだった気がしなくもない。

で、結局この項で何を言いたいかといえば「二次元音楽のメインストリームからは距離を置いてただひたすら音源を聴くだけのマイノリティになってまーす」である。以上。

3.イベントとライブの予定

夏川椎菜とUNISON SQUARE GARDENで埋まってるぜ!ヒャッハー!
あと6月のマイラバビルボードも行く。

黄色い厄介さんも徐々に箱庭の方向性に近寄りつつあるし、その箱庭先輩はMC無しで突っ切るスタイルを自信満々に続けてくれて私は嬉しい。MC不要論者増えろ~

それでもって前項の話と関連するのだけど、もう大半の現場がしょうもない冗長なMCと一体感煽りばっかりで疲れたので現地に行く意欲がない。
そんな空間に身を置くくらいなら家で読書するわ。


書きたいことが出てきたらまた書きます。
ではまた。