温故知新(詰パラ318号)
今日は318号(昭和57年8月号)を読んでみる事にしよう。ページをめくると、小学校の担当の言葉として実に含蓄のある文章が載っているので、これを引用しておこう。担当は勿論、塩沢邪風氏だ。
詰将棋の手づくりにも一種の常識らしきものがある。が、あまりこれに従いすぎれば「常識に堕した」と批判されてしまうし、かといってあまりにこれを逸脱していれば「常識知らず」と嗤われる。むずかしいものである。ただ全ての新しい創造は、常識からうまくはずれることから生まれる、というのはどうも真実らし