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畳の変色防止と修復の完全ガイド-漂白剤以外の対処方法とおすすめ製品

畳の変色にお悩みですか?「漂白剤を使わずに畳の変色を軽減する方法はあるか?」「畳の変色を元に戻す方法はあるか?」「畳の変色を防ぐための日常的な対策は?」といった疑問をお持ちの方に、この記事はぴったりです。


畳の変色は多くの方が抱える悩みですが、この悩みを解決するための方法はたくさんあります。このガイドを最後まで読めば、畳の変色を防ぎ、修復するための実用的な方法が見つかるはずです。明るく清潔な畳のある生活が待っています!

記事のポイント

  1. 畳の変色を防ぐための日常的なケア方法

  2. 漂白剤を使わないで畳の変色を修復する方法

  3. DIYでできる畳の変色軽減対策

  4. 畳の変色を防ぎ、修復するためのおすすめ製品


【執筆者】前田畳店 代表 前田昌俊
・岩手県盛岡市で60年以上続き地元の皆様に愛され続けている 前田畳店の二代目店主
・畳、襖、障子、壁紙、網戸の張り替えと襖紙販売店『和紙屋』代表
・現在登録者5000人の襖系Youtuber https://youtube.com/@tatami777
・畳技能士資格、畳職人指導員資格と壁装技能資格を保有
・『お客様への真心』が仕事の原点。これからもその信念を大切に貫く51歳



★漂白剤を使わずに畳の変色を防止・修復する方法

畳の変色を防ぎ、修復するための日常的なケア方法について解説します。

この章で伝えたいこと

  • 漂白剤を使わない畳の変色防止・修復方法

  • 日常的なケア方法のポイント

  • 実際に使える具体的な方法

目次

  1. 畳の変色を防ぐための日常的なケア

  2. 漂白剤を使わない畳の変色修復方法

  3. DIYでできる畳の変色軽減対策

畳の変色を防ぐための日常的なケア


畳の変色を防ぐためには、日常的なケアが大切です。まず、汚れやカビの発生を防ぐために、部屋の湿度管理をしっかり行いましょう。湿気が多いとカビが生えやすくなり、畳が変色してしまいます。適度な換気を心がけ、必要に応じて除湿機を使うと効果的です。

また、定期的に掃除機を使って畳の表面のホコリやゴミを取り除きましょう。掃除機をかけた後は、乾いた雑巾で畳を乾拭きすると良いです。こうすることで、表面の汚れをきれいに取り除くことができます。

畳の変色を防ぐには、直射日光に当てないことが非常に重要です。直射日光は畳の変色の大きな原因となります。私の経験では、レースカーテンを使うと効果的でした。レースカーテンを使うことで、日光を適度に遮りながら部屋を明るく保つことができ、畳の変色を防ぐことができます。ベビーパウダーを使うよりも、こちらの方法が確実です。

一方で、濡れた雑巾で畳を拭いてしまうと、水分が畳に染み込んでしまい、変色の原因となるので注意が必要です。畳に水分が残るとカビの発生も促進してしまいます。

最後に、ペットの尿やジュースなどが畳にこぼれた場合は、すぐに対処することが重要です。放置するとシミになりやすいため、早めに雑巾や紙タオルで吸収し、その後乾燥させることを忘れずに。

次に、漂白剤を使わない畳の変色修復方法について解説します。


漂白剤を使わない畳の変色修復方法


畳が変色してしまった場合、漂白剤を使わずに修復する方法もありますが、日焼けなどで深く変色してしまった畳は元に戻すのが難しいことを理解しておく必要があります。以下の方法で多少の軽減はできますが、完全に元の状態に戻すことは難しいかもしれません。

掃除機で掃除する まず、畳の表面の汚れやホコリを取り除くために掃除機をかけます。これで表面の汚れが原因の変色を軽減できます。掃除機を使う際は、畳の目に沿って丁寧にかけるようにしましょう。

乾拭きする 掃除機をかけた後は、乾いた雑巾で畳を乾拭きします。これにより、表面の汚れがさらに取り除かれ、変色が少し目立たなくなることがあります。特に、こぼれた液体の跡や軽いシミには効果があります。

酸素系漂白剤を使う 変色がひどい場合は、酸素系漂白剤を使うことも考えられます。塩素系漂白剤は畳の素材を傷める可能性が高いため、避けた方が無難です。酸素系漂白剤を使う場合は、まず目立たない部分で試してから全体に使用することをおすすめします。漂白剤を使う際には、必ず換気を良くし、使用後はしっかりと乾燥させることが重要です。

重曹を使う 重曹を水に溶かし、布で変色部分を拭く方法もあります。重曹には自然な漂白効果があり、畳の変色を多少軽減するのに役立ちます。ただし、重曹を使うときも表面を傷つけないように注意が必要です。

日焼けした畳は元に戻らない 畳が日焼けなどで変色してしまった場合、その色を完全に元に戻すのは難しいです。私自身も畳職人として、多くの畳の修復を行ってきましたが、日焼けによる変色は基本的に元には戻りません。多少の軽減は可能ですが、完璧な修復は期待しない方が良いでしょう。

畳の表替えを検討する 日焼けや深い変色が気になる場合は、畳の表替えを検討するのも一つの方法です。表替えとは、畳の表面の畳表を新しいものに交換することです。これにより、見た目が一新され、部屋全体が明るくなります。表替えの費用や手間を考慮しながら、自分に合った方法を選びましょう。

畳日焼け防止シートを活用する 賃貸物件などで一時的に畳の日焼けを防ぎたい場合、畳日焼け防止シートが役立ちます。前田畳店では、全国発送可能な畳日焼け防止シートを通販で取り扱っています。気になる方は、以下の記事をご覧ください。


最終的には、畳の変色を防ぐための日常的なケアが最も効果的です。次の章では、DIYでできる畳の変色軽減対策について詳しく解説します。


漂白剤を使わない畳の変色修復方法

畳が変色してしまった場合でも、漂白剤を使わずに修復する方法があります。ただし日焼けの場合にはほとんど効果が期待できないのでご了承ください。まず、軽い変色の場合は、以下の手順を試してみましょう

  1. 掃除機で掃除する 畳の表面の汚れやホコリを取り除くために、まず掃除機をかけます。これで汚れが原因の変色を軽減できます。

  2. 乾拭きする 乾いた雑巾で畳を乾拭きします。これにより、表面の汚れがさらに取り除かれ、変色が少しずつ目立たなくなることがあります。

  3. 酸素系漂白剤を使う 変色がひどい場合は、酸素系漂白剤を使うことも考えられます。塩素系ではなく酸素系漂白剤を使用することで、畳を傷めずに汚れを取り除くことができます。ただし、使用前に目立たない部分で試すことをおすすめします。

  4. エタノールで拭く エタノールを使って変色部分を拭く方法もあります。エタノールは消毒効果があり、カビの発生を防ぐ効果も期待できます。エタノールを布に含ませ、優しく変色部分を拭いてください。

  5. 重曹を使う 重曹を水に溶かし、布で変色部分を拭く方法もあります。重曹には自然な漂白効果があり、畳の変色を軽減するのに役立ちます。

  6. 時間をかけて自然乾燥 畳が濡れた後は、しっかりと乾燥させることが大切です。乾燥が不十分だと、再び変色やカビが発生しやすくなります。風通しの良い場所で自然乾燥させるか、扇風機を使って乾燥を促進しましょう。

私たち畳のプロが使う方法として、コーヒーなどをこぼしてシミになった場合には、チョークを使うと言う方法があります。なるべく古い白いチョークの腹でシミの場所に軽くチョークの粉をつけるようにして、手のひらでバンバンと叩き粉を飛ばすだけです、これは一度試してみる価値があります。



DIYでできる畳の変色軽減対策

畳の変色を軽減するためには、日常的にできるDIY対策も効果的です。以下の方法を参考にしてみてください。

  1. レースカーテンを使う 先ほども述べたように、レースカーテンは直射日光を和らげ、畳の変色を防ぐ効果があります。日差しが強い時間帯には、レースカーテンを引いておくことをおすすめします。

  2. 家具の配置を工夫する 同じ場所に家具を置きっぱなしにすると、その部分だけ変色することがあります。定期的に家具の位置を変え、畳全体に均等に日光が当たるように工夫しましょう。

  3. 畳を定期的に回転させる 畳自体を回転させることも有効です。畳を定期的に回転させることで、全体的に均等に使用され、特定の部分だけが変色するのを防ぎます。

  4. カーペットやマットを使う 畳の上にカーペットやマットを敷くことで、直射日光や汚れから畳を保護できます。ただし、湿気がこもらないように、適度に取り外して換気することを忘れないでください。

これらのDIY対策を実践することで、畳の変色を効果的に防ぎ、長く美しい状態を保つことができます。

次の章では、畳の変色を防ぐためのおすすめ製品とメンテナンス方法について詳しく解説します。


★畳の変色を防ぐためのおすすめ製品とメンテナンス方法


畳の変色を防ぎ、長持ちさせるためのおすすめ製品とメンテナンス方法について解説します。

この章で伝えたいこと

  • 畳の変色を防ぐために役立つ製品

  • 畳の変色を修復するためのおすすめ製品

  • 畳のメンテナンスに最適な漂白剤以外のアイテム

目次

  1. 畳の変色を防ぐために役立つ製品

  2. 畳の変色を修復するためのおすすめ製品

  3. 畳のメンテナンスに最適な漂白剤以外のアイテム


畳の変色を防ぐために役立つ製品

畳の変色を防ぐためには、いくつかの製品を活用することが効果的です。

レースカーテン 直射日光を防ぐために、レースカーテンを使うと良いでしょう。レースカーテンは、日光を和らげながら部屋を明るく保つことができるので、畳の変色防止に最適です。私の経験では、レースカーテンを取り付けるだけで畳の色が保たれる効果が大きく、手軽に導入できるのが魅力です。

除湿機 湿気は畳の変色やカビの原因になります。除湿機を使って部屋の湿度を管理することで、畳を良好な状態に保つことができます。特に梅雨の時期や湿気の多い地域では、除湿機の使用が推奨されます。

畳用保護シート 畳の上に保護シートを敷くことで、汚れやシミから畳を守ることができます。保護シートは透明なものが多く、畳の見た目を損なうことなく保護できるのがポイントです。


畳の変色を修復するためのおすすめ製品

変色してしまった畳を修復するための製品もいくつか紹介します。

酸素系漂白剤 酸素系漂白剤は、塩素系よりも畳を傷めにくいのでおすすめです。使い方は、まず目立たない部分で試してから全体に使用することを心がけましょう。酸素系漂白剤は、軽い汚れやシミを効果的に取り除くことができます。

エタノールスプレー エタノールは消毒効果があり、カビの発生を防ぐのにも役立ちます。エタノールスプレーを使って、変色部分を優しく拭くと良いでしょう。これにより、畳の表面を清潔に保つことができます。

重曹クリーナー 重曹は自然な漂白効果があり、畳の変色を軽減するのに効果的です。重曹を水に溶かして布で拭くと、表面の汚れを取り除きながら変色を和らげることができます。


畳のメンテナンスに最適な漂白剤以外のアイテム


畳のメンテナンスには、漂白剤以外にもさまざまなアイテムが役立ちます。ここでは、いくつかのアイテムとその使い方を紹介します。

乾いた雑巾 畳の手入れには乾いた雑巾が欠かせません。定期的に乾拭きを行うことで、畳の表面をきれいに保つことができます。乾拭きすることで、表面の汚れやホコリを取り除き、カビの発生を防ぎます。

掃除機 掃除機を使って畳の目に沿ってホコリやゴミを取り除くことも大切です。掃除機を使うことで、畳の隙間に入り込んだダニや汚れも効果的に取り除けます。特に、ダニやアレルゲン対策には掃除機が欠かせません。

ルンバ 自動掃除機のルンバも、畳のメンテナンスに非常に便利です。ルンバを使うことで、日常的な掃除を自動化でき、畳の表面を常にきれいに保つことができます。特に忙しい方やペットがいる家庭にはおすすめです。ルンバの使い方や効果については、こちらのブログ記事で詳しく解説しています。



歯ブラシ 細かい部分の汚れやシミには、歯ブラシを使って優しく擦ると良いです。特に液体をこぼした後などは、歯ブラシを使ってしっかりと汚れを取り除くことで、シミの発生を防ぐことができます。歯ブラシは、目に見えにくい細かい部分の汚れを取り除くのに便利です。

これらのアイテムを活用することで、畳の変色を防ぎ、きれいな状態を保つことができます。次の章では、DIYでできる畳の変色軽減対策について詳しく解説します。


★DIYでできる簡単な畳の変色対策

畳の変色を防ぐために、復習とはなりますが、自分でできる手軽な対策を紹介します。
この章で伝えたいこと

  • 日常的にできる簡単な畳の変色軽減対策

  • DIYで行う際の注意点

  • 効果的な方法

目次

  1. 日光対策としてのレースカーテンの利用

  2. 家具の位置を定期的に変える

  3. 畳を定期的に回す

  4. 保護マットやカーペットの活用

日光対策としてのレースカーテンの利用


畳の変色を防ぐためには、直射日光を避けることが重要です。レースカーテンを使用することで、日光を和らげながら部屋を明るく保つことができます。特に夏場の強い日差しから畳を守るのに効果的です。日中はレースカーテンを引いて、畳を直射日光から守りましょう。

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★日光対策としてのレースカーテンの利用

畳の変色を防ぐためには、直射日光を避けることが重要です。そこでおすすめしたいのが、カーテン専門店cloth shop布やのレースカーテン「ラスク2レース ホワイト」です。このレースカーテンは、幅100cm x 丈198cmの2枚組で、ホワイトカラーが部屋を明るくおしゃれに保ちながら、UVカット効果も期待できます。

このレースカーテンはポリエステル100%で作られており、アジャスターフックが付属しているため、高さ調整も簡単に行えます。特に注目したいのは、その生地の特徴です。太陽光を反射するミラーレースタイプの生地を採用しており、夏は「遮熱効果」で日射の侵入を抑え、冬は「断熱効果」により室温をキープしてくれます。また、UVカット率56%という優れた紫外線カット機能があり、家具や畳の変色を防ぐのにも効果的です。

さらに、このレースカーテンはウォッシャブル生地で、洗濯ネットに入れて弱水流で洗うことができるため、いつでも清潔に保つことができます。ただし、乾燥機やアイロンなどの高温には注意が必要です。

このレースカーテンは特に、日中に外から室内が見えにくくしたい方、夏の暑さや冬の寒さを少しでも和らげたい方、また、UVカットで家具や畳の変色を防ぎたい方におすすめです。おしゃれで機能的なレースカーテンを探している方にぴったりの製品です。

もちろん、完全に遮光するわけではないため、寝室など真っ暗にしたい場所には向かないかもしれませんが、リビングやダイニングなどの普段使いの部屋には最適です。

興味のある方は、こちらの商品をぜひチェックしてみてください。畳の変色防止だけでなく、部屋全体の快適さを向上させることができるでしょう。

家具の位置を定期的に変える


同じ場所に家具を置き続けると、その部分だけが変色してしまいます。家具の位置を定期的に変えることで、畳全体に均等に光が当たるように工夫しましょう。これにより、特定の部分だけが変色するのを防ぎ、畳全体を均等に使用できます。

畳を定期的に回す


畳を定期的に回転させることも効果的です。畳を回すことで、使用頻度や光の当たり方を均等にし、特定の部分だけが傷むのを防ぎます。私の経験では、3ヶ月に一度くらい畳を回転させるのが理想的です。

保護マットやカーペットの活用


畳の上に保護マットやカーペットを敷くことで、直射日光や汚れから畳を守ることができます。特に、ペットがいる家庭では、保護マットやカーペットが畳の変色防止に役立ちます。注意点としては、湿気がこもらないように、時々取り外して換気することです。
この記事のまとめ 畳の変色を防ぐためには、日常的な対策が欠かせません。レースカーテンを使って直射日光を防ぎ、家具の位置を変えることで均等に光が当たるようにしましょう。また、畳を定期的に回し、保護マットやカーペットで保護することで、畳の美しさを長持ちさせることができます。


★畳の変色防止と修復の完全ガイド-漂白剤以外の対処方法とおすすめ製品の総括


  1. ✔️ 畳の変色を防ぐ日常的な対策

  2. ✔️ 漂白剤を使わない方法

  3. ✔️ レースカーテンを利用した日光対策

  4. ✔️ 湿気対策として除湿機の活用

  5. ✔️ 畳を保護するためのシート

  6. ✔️ 酸素系漂白剤の使用方法

  7. ✔️ 重曹を使った掃除法

  8. ✔️ 乾拭きの重要性

  9. ✔️ 掃除機でのホコリ除去

  10. ✔️ ルンバでの自動掃除

  11. ✔️ 歯ブラシでの細かい汚れ除去

  12. ✔️ 家具の位置を変える効果

  13. ✔️ 畳の定期的な回転

  14. ✔️ 保護マットやカーペットの使用

  15. ✔️ 畳のメンテナンス方法の重要性

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