GoogleClassroomについて思うこと

 今回はGoogleClassroomについて考えていることについてツラツラと記録しておこうと思います。記録しておきたいことは次の3つ。

1そもそもGoogleClassroomとは
2オンライン上の教室としての役割
3もっと使っていい

1そもそもGoogleClassroomとは


 GoogleClassroomとは、Googleが提供するアプリの1つで、児童生徒に対するお知らせや他のアプリと組み合わせた課題の配付、オンライン授業などができます。
 GIGA端末が導入され、活用する機会が激増したわけです。しかし、勤務校や自治体の活用状況を見ていると、様々な機能がある一方でそれが全然生かされていない点に「これでいいのか?」と思ったのです。
 例えば、単なる連絡掲示板やオンライン授業の端末になってはいないかということ。欠席者への連絡、Meetを使ったオンライン授業など、それだけでも確かに便利です。しかし、導入した理由はそこだけではないでしょう。
 次に授業で使うなら他のアプリを使うよねということ。これも確かにそうです。GoogleClassroomだけでは、多くのことはできません。ロイロノート、オクリンクなどがあればそれでいいじゃないかとなるのもそうかもしれません。
じゃあなぜGoogleClassroomがあるのか。そこを考えたいと思います。

2オンライン上の教室としての役割


 GoogleClassroomの役割、それは見出しにもあるように「オンライン上の教室」です。
 リアルで教室に入ったらそこに友達がいて先生がいて、一緒に課題に取り組んだり、質問したりするのと同じ。GoogleClassroomに入れば学ぶものがあり、それに向かってみんなで学習していく。そんなイメージです。また、ICTの活用において、授業のどこでどうやって使うのかということも大事なのですが、もっとこう…単元全体、教室全体で考えられないかって。その中にそれぞれの授業での活用があるというか。
 ただ、それには壁があります。端末利用のルールです。次に続きます。

3もっと使っていい


 さて、ここまで考えてきて、私はGoogleClassroomこそ主体的に使うべきだと言いたいです。子供たち自身が課題についてやりとりしたり、疑問を投げかけたりしていいんです。それが本来あるべき姿だと思います。
 ただ現状では、リスクに目を向け、問題が起きないように端末の使用を過度に制限したり禁止したりするルールが設定されている学校も多いと思っています。本校でも「先生が許可したときだけ使う」とか「学習に関係ないことで使わない」などのルールがあります。こういったルールに子供たちは端末を自由に使おうとも思っていません。そもそも学習に関係ある使い方って?そこを子供たちに伝えず、ルールだけがある。結果使わなくなるのも当然ですよね。だからルールは制限するために設定するのではなく、学習者のマインドの部分で考えてきていくべきだと思うんですよね。道徳的な部分であったり、端末やインターネットと上手に付き合っていくためのものであったり。だから、そこら辺に働きかけ、子供たちが使いやすい状況をつくっていくことが大事だと思っています。
 そして、子供たち自身がもっと発信していっていいんです。やりとりしていいんです。GoogleClassroomも子供たちが主体的になれる場所であって欲しい。そんな活用の仕方を目指したいものです。
 疲れました…考えてることをばっと吐き出しただけなので、伝わるかどうかはわかりませんが、GoogleClassroomの活用について考えるきっかけになってもらえればと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?