mRNAワクチンの胎盤移行性(どれだけ胎児に取り込まれるか?)のデータが公表されていない。

mRNAワクチンの胎盤移行性が公表されていない。

生物学が好きでない方への説明
・胎児という宝を守る為に、薬剤が胎児に取り込まれてしまうかを胎盤が決定している。
・このどれだけ、通ってよし。具合が「胎盤移行性」
・現状では「mRNAワクチン」の「胎盤移行性のデータ」が公表されておらず、
 mRNAワクチンがどれだけ胎児に取り込まれてしまうかが不明。
 全く取り込まれないかもしれないし、そうではないかもしれない。
・対ゾンビ戦争(前のnote参照)でいうならば、胎児もゾンビの腕が生えてくる薬を飲んでしまうか?不明である。模擬戦でダメージを受けなければ良いが…

※似ていますが、ファイザー元副社長の胎盤の不妊が云々とは、全く別です。無関係です。
※似ていますが、「抗体」の胎盤移行性とも別の話題です。「mRNAワクチン」の胎盤移行性です。
※分かっていて、上記2点をあえて混同させてくる人がいます。


生物学がもう少し好きな方への説明
・胎児は子宮内で発育します。ご飯は食べれられないので、当然母親から栄養をもらいます。母親の血液は胎盤で栄養を胎児血へと渡します。
・この時、胎盤は何を胎児側へ渡すか決定します。これは薬剤にも適応されます。
・このどれだけ薬剤を胎児へ通すか?が「胎盤移行性」です。胎盤通過性とも言います。
・つまり胎児に取り込まれ難い薬剤と、そうでない薬剤があり、それを数値化したのが胎盤移行性です。

・基本的に妊婦へ投与される薬は胎盤移行性に気を使います。なぜなら、できるだけ胎児に移行しない方が、予期せぬ影響も減るからです。
・実際、同じ作用の薬であれば胎盤移行性の低い薬剤を用います。ステロイドなど。

・では、mRNAワクチンそれ自体の胎盤移行性はどうか?
・添付文章(英語も含む)、論文、ファイザーM R「胎盤移行性のデータはありません。」


現状、科学的に分かっている事。
・マウス実験ではmRNAワクチンは目に見える程の大きな奇形や流産は起こさなかった。
・mRNAワクチンは実質核酸医薬であるが(以前のnote参照)、類似の核酸医薬では胎盤移行性があった。(胎児へ到達した。)
※類似薬は到達しなかった。mRNAは胎盤を通過しないなど、しつこく匿名垢でデマを流す方がいますが、注意してください。
・胎児血へ移行してしまうと、mRNAワクチンに用いられているLNP技術は、胎児マウスで異物タンパク質の発現を行える。(飲んでしまえばゾンビの腕を生やす事はできる。)

したがって、どれだけ胎盤にてmRNAワクチンの到達を防止できるか?が大切と考えます。
胎盤が強固に通さなければ、その後の事は心配する必要は減ります。
胎児への中長期の影響も、そもそも取り込まれないなら考える必要が格段に減るでしょう。
この大切な胎盤移行性(mRNAワクチンが胎児にどれだけ移行するか?)のデータがありません。
私はこのデータは妊婦にとって、とても大切と思います。

mRNAワクチンが卵巣に集積云々というのを見かけた事があると思います。
同じ実験を妊娠マウスで行えば得られるデータです。1ヶ月もかかりません。
医者が声を大にして、求めればすぐに得られるはずです。
それで胎盤移行性がとても低ければそれでよし。
もし、胎盤移行性が高ければ十分なICが必要となるでしょう。
これだけが唯一のベターな方針である事に間違いありません。

また、もし、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカの3社の胎盤移行性のデータが揃えば、
一番胎盤移行性が低い(胎児に移行しづらい)核酸ワクチンを妊婦に選べさせてあげれます。
胎児への免疫による攻撃や中長期の影響を心配している妊婦へより良い判断の材料となるはずです。

mRNAワクチンの胎盤移行性を求める声が上る事を期待しています。
私は、これがベターな方向だと信じています。