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できる社会人として認められるために自分を大きく見せること

皆さんはすっかり忘れているかもしれませんが、経歴を詐称した若者がいたかと思います。茂木さんを写真まで取っていてみんな騙されましたね。いやいや本当に恐ろしい限りです。

彼もそうなのですが、自分が凄い人間に見せることに一生懸命で実際に凄いかどうかは関係ないんですよね。ちょっと突っ込まれればダメな奴だということが分かるはずなのに、東大卒という経歴によって突っ込まれないで生き抜いてきたわけです。

自分を大きく見せるという思考回路は若い人に特に見られます。それは以下の記事にも書いたのですが、「何のために大学に行くの?」と聞くと「人脈を作るため」と答えるんですよね。

自分たちが大学に行くときはそんなことは考えなかったですね。人脈という考えが無かったかもしれません。しかし、今は人脈作りって大学に進学する重要な要素のひとつになっているようです。

あとほらブランド人もいるではないですか。あの辺りも自分を大きく見せようとするんですよね。でもだんだんと能力がバレてくるわけですよ。だからあれを真似しても何も得しないと思って見ています。

炎上したAI研究者が東大准教授と書く理由

皆さんは某AI研究者である東大准教授が炎上目的なのか、差別発言を繰り返したのをご存知でしょうか。かなり有名な話であり、寄付講座は中止になり、会社の方も提携先が提携解除をするというここ最近ではすさまじい炎上案件でした。

本人はそれでも「数の力には屈しない」と抵抗しておりましたが、最終的には謝罪するに至っております。あれだけ偉そうに言っておいて謝罪とは恥ずかしい限りですが、そもそも東大最年少准教授という肩書で炎上しておいて、「東大は関係ありません」は通りません。

それなら東大最年少准教授なんて書く必要ないのにと思わけですが、本にもでかでかと書いてありまして、東大の肩書で本を売りたいという魂胆は見え見えです。つまり東大という肩書を利用したんですよね。今回の炎上も利用しようとしたのですが、こちらは完全に失敗でした。

だから自分を大きく見せる行為は決して若者だけに見られる現象ではなくて、彼のような30代の方にも見られる現象なんですね。そうやって考えていくと、こうした自分を大きく見せる行為は別に珍しいものではなくて、みんなどこかしらあるのかもしれません。

自分にもそうしたところがないわけではない

それで自分はどうなの?となれば自分だってそうした部分が無いわけではないんですよね。炎上目的であおったりはしないですけど、経歴はしっかり書きますよね。本を書いたときには経歴書きます。

そんな経歴がどの程度役に立つのか分からないですけど、そうしたことは誰でもあり得るわけです。経歴詐称は問題外だとしても、ある権威に寄りかかることで自分を大きく見せるのは限界があるよなと最近思うのです。

中身のないものはすぐにバレるのだよ

経歴を飾り、時に偽装する人はとても多くて、仕事しているとたくさん近づいてくるんですよね。それでそうした人にビジネスをしているとよく会うんですよね。それで最初は凄そうに見えるのですが、すぐにダメなところが見えてきます。

やっぱり中身をしっかりと鍛えないとすぐにダメになってしまうんですよね。インプットとアウトプットがあるんですけど、アウトプットはすぐに枯渇するんですよね。インプットは時間がかかるんですけど、アウトプットは一瞬です。

自分は一生けん命勉強したと思うではないですか。でも講演会とかしたら、すぐ終わりですよ。何回も違う内容で講演会はできないです。どんなに自分を大きく見せていても、中身がないとすぐに見透かされてしまいます。

どんな本を読むかはとても重要なのですが、 ではどの本から読んだら良いですか?と言われたら本屋に行けとしか答えられないんですよね。本屋に足を運ぶ機会って意外と少なくなってませんか?

おすすめの本や面白そうな本を買うだけになっていて、本屋に行って面白そうな本を発見して購入するという作業が全然できていないのです。これは自分が今、まさにその状態です。

仕事をしないといけないので、インプットする暇がなかなかないのですが、それでもやっていかないとマズいなと思うのです。それでやっぱり若いうちにいろいろと勉強したほうが良いよなと思います。ぜひ大学生の皆さんは変に自分を大きく見せるのではなく、インプットを頑張ってください。

まとめ

ここまでできる社会人に見せるために、自分を大きく見せる人たちについて書いてきました。 自分を大きく見せて社会に認められたいという気持ちを理解できますが、度が過ぎると嫌らしく見えるんですよね。

まあ嘘は論外としても、中身がスカスカだった時のギャップにも驚くわけです。そうならないためにも、「俺、凄いぜ」とか言っていないで、しっかりとインプットをするようにしましょう。これは自戒も込めて。

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