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心が苦しい~切迫早産でこども病院入院3日目

入院3日目です。

主人も来ず、静かに一日が過ぎていきました。

昨日の夕方、先生から

出産するまで入院すると思っていてください。年越しは覚悟してくださいね」

と言われました。

「とにかく一日も長くお腹に赤ちゃんをおいときたいです。」

このまま出産か。本当にそう。お腹の中でできるだけ育って出てきてほしい。だから入院は受け入れよう。仕方がない。そうすべきだ。

でも・・・

気になるのは自宅においてきた息子のこと。

入院することになった出血した日、主人は出張にいっており息子と二人の休日でした。

息子が大好きな、自宅から少し離れた大きな児童館へ遊びにいきました。

お昼は息子の好きな巻きずしを買って、児童館の近くで一緒に食べました。

いっぱい遊んだ帰り道。

運転する私に向かって、息子がぽつんと言いました。

「ママと一緒で嬉しい」

その言葉になんて返事したんだろう。突然言われてびっくりしたけど、「楽しかったね」とか「ママもだよ」とか言ったと思う。

でも、もし、その翌朝から長期の入院で会えなくなるって知ってたら、もっと気持ちを受け止めて、ママもあなたのことが大好きだよってことを伝えながら、言葉を選んで返事したんじゃないかな

息子に会いたいな。。。


そんなことを考えながら、ひとり病室にいました。

やることはなくて、考える時間ばかりたっぷりありました。

一人きりの病室は、「白」「沈黙」「空白」・・・。

ただ安静にしていることが私のすべきことでした。

ラジオを聴いたり、テレビを見たり。携帯をいじったり。

どれも集中できない。

心にあるのは、お腹の赤ちゃんのこと。

そして家においてきた息子のこと。

持て余す時間を埋めるだけの退屈しのぎ。



がんばろう、お腹の子のためにも、長男のためにも。言い聞かせてベットに潜り込みました。


これまでの経過です。よかったら見て下さい。


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