穴があいて考えた。
3月のMine秋吉台ジオパークマラソン。
足半を履いてのチャレンジに向けて、二度目の10kmランの最中
足袋の踵に穴があいた。
足半ランでは接地はつま先からするものの、
脚全体で接地の衝撃を減衰して、
最終的には踵も接地する。
比較的軽い接地とはいえ相手はアスファルト。
丈夫といえども所詮は布製の足袋底。
そりゃ穴もあくわな。
ただ、こんなにも早くあくとは思っておらず、しばし途方に暮れ。。。
どーしたもんかいな?
足袋を新調、あるいは当て布をして修復。
→また走れば元の木阿弥。
ラバーシートを貼り付けて耐久性アップ?
→己が美学にそぐわない。
いっそ足袋をやめて、踵にテーピングをしようか?
→上に同じ。
踵だけをカバーするヒールシューズみたいなのを作ってみては?
でもセパレートだとなにかと面倒くさいし、
いっそ足半と一体にしてみるか。
って、
それ草鞋(わらじ)じゃん!
一気に解決!
草鞋で走ればいい!
てな訳で、
Mine秋吉台ジオパークマラソンは草鞋でチャレンジすることに決定。
ここでコペルニクス的転回。
今まで無意識の内に、
「草鞋から省けるところを削ぎ落としたミニマムの形が足半」
という思い込みがあった。
はじめに草鞋があり、そこから派生して足半ができたのだと。
でももしかしたら、
「足半を長時間、あるいは長距離で使用できるように伸長したのが草鞋」
なのではないか?
足半の機能性に踵の保護機能を付加したのが草鞋なのかもしれない。
足袋に穴があいて、そんなことを考えた。
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