自分の書くことに何の価値も意味もないことは自覚している。誰のニーズもないことも。 世間的には透明人間のような自分だ。地位も名声もない私のような人間には誰も関心がない。 そう思ってひたすら虚無感に浸ってきた。 でも、悲しいかなこんな老いぼれにも五分の魂がある。虫けら並みの自我は残っている。ずっと心の呼吸を止めてもいられない。だから、何かしら思ったことを少しずつ吐き出そうと思う。 私は凡庸な人間だ。若い時からそのことに気づいていたが、年を重ねるごとにつくづくあり
世界と自分との乖離が甚だしくなってきた。自分は世間にヒットする感性を元々持ち合わせていなかったが、歳を食ってそれがより顕著になったようだ。憎らしいような、喜ばしいような中途半端な気分だ。
素晴らしい!すごい!面白い!カッコいい!カワイイい!…そんなのが毎日アップされまくっていて、もはや虚無感に至っています。
投稿しても結局、記事を削除してしまう。自分なんかが書くことに誰の何のニーズもないことを痛感してしまうから。だれもが想いを発信できる時代、ある意味この引っ込み思案は正常な感覚なのではと個人的には思っています。