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[今なら無料でお楽しみいただけます] 51歳、貯金・英会話力ほぼゼロで、東南アジア放浪中のぼくが、 『日本人はなぜ英語を「喋らない」のか?』 について書く理由

みなさん、こんにちわー。
五十の手習いで日本語教師に挑戦中のとし兵衛でーす。

今回は、巷でみかける、コピーライティング系ウェブログ風に、英語の勉強法について書いてみようと思います。(ちょっと長いです)

というのは、ゆかりさんのところで、日本人の英語力の話が取り上げられているのを見て、ぷち言語おたくのぼくも少し書いてみたくなったからなんです。

なお、この記事は無料部分だけで十分楽しめるようになっていますが、有料部分には、どうしてぼくがコピーライティング系の文章を書こうと思ったのかの理由と、この記事の内容についての種明かし的解説を書きます。
(この「無料+有料」の二段階方式は、敬愛する yosh.ash さんの手法を真似させてもらっています)

ーーー

ということで、さっそく英語の話に入りましょう。

さて、ゆかりさんのところでの、もともとの話題は
『日本人はなぜ英語を「話せない」のか』
なのですが、ここでは
『なぜ「話さない」のか』
として話をすすめてみましょう。

ちなみにぼくは、英語がぺらぺら、というたぐいの人間ではありません。大昔にやった TOEIC は 655 点ありましたが、海外の旅先で英語でおしゃべりをするのは大の苦手。買い物くらいはできるし、英語の本も読みますが、ある意味で典型的な「英語を話さない」日本人です。逆にうちの奥さんは、ぼくより単語などは知りませんが、外人さんと普通に英語で話をします。

ここで本題、
「なぜ日本人は英語を話さないのか?」
にいきなり突入しますが、これに対する答えはまったく簡単な話で、
「日本にいれば英語なんて話す必要がない」
からです。

はとこさんの言う
「環境のせい、日本語まみれの生活の中では英語で話す必要性がないから」
との言葉で、すでに正解は出てしまっていたんですね。

というわけで、みなさん、ご精読ありがとうございましたー。




・・・で話が終わっては、芸がなさすぎるので、さあ、これからが本番でして、ここでまず、この記事のまとめを書いておきましょう。

1. あなたは本当に英語で話すようになりたいのか。自分の意志の確認。

2. 話すようになりたいなら、目標を設定し、イメージトレーニングを併用して、一歩一歩実現していく。

3. できることが増えたら、自分を褒めてあげる。自分にご褒美を上げる。

4. 自分なりの勉強方法を構築する。

5. 英語を使う環境を作り、英語を使うことを楽しむ。


それではいよいよ、あなたが、ぼくと同じく英語を話さないままで一生を終わるのか、それとも、うちの奥さんのように外人さんと友だちになっておしゃべりを楽しむようになるのか、そこのところをじっくり考えてみようではないですか。

1. あなたは本当に英語で話すようになりたいのか。

まず最大のポイントは、あなたは果たして英語で話すようになりたいのか、ということころです。←当たり前すぎますけど。

しかし、当たり前であるがゆえに、ここがもっとも重要なところです。

多くの人が「お金持ちになりたい」とか「もてたい」とか思っても、結局そうなることができないのは、「本当にそうなりたい」という気持ちが足りないことが原因の一つなんですよね。

「楽してもうけたい」とか「小手先のテクニックでもてよう」とかいう人はいくらでもいますが、「お金持ちになるために、とことん努力しよう」とか、「もてるためには全力を尽くすぞ」とか思う人は、あんまりいないですもんねー。

そういった意味での、本当の「やる気」がない場合、思いつきで何をやっても、たいてい途中で挫折します。

ですから、ここで、確認です。
あなたは本当に英語で話すようになりたいですか?
胸に手を当てて、よーーく自分の気持ちを探ってくださいね。

と、いうわけで、あなたが英語で話すようになりたいと「本気」で思う、その場合に、どんなやり方があるのか、というところへ話は入っていきます。

2. 目標の設定とイメージトレーニングの活用

ここで、渡邊さんの言う「自分が満足するレベルの設定」ということが出てきます。
大きな目標を立て、それを実現するための小さな目標に分解し、一歩一歩目標に向かっていくというやり方です。

たとえば、外国の人とおしゃべりを楽しめるようになる、という大きな目標を立てたとしましょう。

そして、それを達成するための具体的な小さな目標を立てます。(たとえば、発音をよくするために英語の歌を一曲覚える、とか)

あちこちに似たことを書いている人がいるので、みなさんもすでにご存知かと思いますが、そのとき、

自分なりの目標を設定して、その目標を達成した自分を心の中でよく思い描く、

この、イメージの力を使う方法に大きな効果のあることは、最近のさまざまな心理学的な研究で明らかになってきていますよね。
こうしたイメージトレーニングをスポーツ選手など多くの人が取り入れていることは、みなさんもご存知なのでは?

ちなみに、ぼくは二十代後半のとき、はじめての海外旅行でネパールにひと月行きました。
それまで学校教育以外には、英語の勉強は特別したことがなかったのに、そのときとりあえず英語で不自由しなかったのは、ビートルズの歌から始まって、いろいろな洋物のロックを、歌詞を覚えて、レコード(古い!)を聞きながら歌っていたおかげです。

ですから例えば、あなたが英語の発音に自信がないとか、聞き取りに自身がないなら、ビートルズでも聞きながら「キャン バイ ミー ラーーアぶ エーぶりバディテるず ミ ソー」と、youtubeを見ながら歌ってみてください。

そして一曲歌詞を覚えて、全部そらで人前で歌っているところをよく想像してください。みんなが拍手喝采してくれる様子を、ありありと目の前に浮かべるんですよ。

(ふるーい歌でごめんなさい。あなたの好きな歌を覚えてくださいね。それから、歌うのが苦手な人、ほんとうにごめんなさい。自分に合った練習法を何か考えてみてください。映画を見て好きな俳優のセリフを真似るとか、今はネット上にもいくらでも素材は転がってますよね)

3. できることが増えたら、自分を褒めてあげる。自分にご褒美を上げる。

そして、イメージの力を借りてそれができるようになったら、ここでもまた、渡邊さんの言うように、よく自分を褒めてあげたらいいと思います。
また、自分にご褒美を上げるのもいいでしょう。あなたがケーキが好きなら、いつもとは違う特別なケーキを自分にプレゼントしてあげるのもいいでしょう。

以上の三項目は、英語にかぎらず、あなたがものにしたいと思っているあらゆるものについて応用が効く、とっても有効な方法です。
すでにどこかで耳にしたことがある方もいらっしゃるでしょうが、わたしはまだ十分身についていないなぁ、というひとは、この機会にじっくり取り組んでみてはいかがでしょうか。

4. 環境作りと、楽しんでやること

さて、肝心の項目です。
日本人が英語を話さないのは、ずばり、話す必要がないから、です。

とすれば、話す必要、というか、話す条件をつくればいい。

その話す条件というのが、話す環境と、話すことを楽しむ気持ちです

話す環境と、話すことを楽しむ気持ちさえあれば、ほかのことはあとからついてきます。

なお、ここでは「話す」ことに話をしぼっていますが、
ハリウッド映画を英語で見たい、
とか、
外国人のボーイフレンド、ガールフレンドとチャットで楽しみたい、
とか、なんでもあなたのしたいことを当てはめて考えてくださいね。

渡邊さんも、 youtube や podcast で聞くことを勧めていましたが、ネット上に素材はいくらでもありますから、ぜひ、あなたの興味を惹く素材を探してください。
そして、楽しんでください。

学校の勉強を嫌々やるのとは違うのですから、日に五分でも十分でもいいから、楽しんでやることがポイントです。

忙しい毎日の中で、その五分が待ち遠しい時間になり、十分、二十分と増えていけば、あなたが英語を楽しんで話すようになる日は、もうすぐそこまで来ています。

5. 自分なりの勉強方法の構築

英語を話すようになるためには、やはりそれなりの「勉強法」が必要だと、ぼくは思います。

「勉強法」といっても、単語を憶えるとか、文法を知るとかそういうことに限りません。

環境を作る、ということも勉強法の一つですし、ゆかりさんの書いている『「完璧な英語でなくていい」から「伝えたいことを伝える」ようにする』というのも、最高に重要な勉強法です。

もしも、あなたがいわゆる「勉強好き」なら、単語や言い回しを一所懸命おぼえてもいいんです。
でも、憶えるだけでは話せるようにはなりません。語彙数はあってもろくすっぽ話せないぼくがいい例です(爆)。

ですから、たとえあなたが英語初心者であって、間違いばかりの英語になってしまうにしても、とにかく使う環境、使う場所を作りましょう。

一にも、二にも、環境作りは大切ですよ!!

そうはいっても、日本にいる場合は、大きな街でもない限り、なかなか外人さんと実際に話をする機会は作れないかもしれません。
その場合は、英語を勉強する仲間を作って、日本人同士、英語で話すのも有効です。
もちろん、そのとき、ネットを使う手もあります。

いきなり話すのに抵抗があるのなら、まずは書くことからでもいいでしょう。
思い立ったが吉日、今日から英語でひとことのつぶやきを始めてみてください。

人に見られるのが恥ずかしいなら、それ専用の note アカウントを作ってもいいわけですし(笑)。

そして、そのとき、「完璧な英語でなくていい」というのと同じくらい大切なのが、「伝えたいことを伝える」ということです。

このことも、一番大切といっていいくらい大切なのに、置き去りにされがちなところなので、よーーーく、注意してください。
あなたがやってるのは、学校で強制されて嫌々やってる勉強じゃあないんです。
あなたが人生を楽しむためにやっている、言ってみれば、ゲームのような、スポーツのような、楽しーい遊びなんですよ。

だから、あなたが好きなことを書けばいいんです。義務になってしまって、つまらないのに続けるくらいなら、やめちゃったほうがましです。

朝飲んだコーヒーがおいしかったら、その「おいしかったなぁ」という喜びの気持ちを込めて、
Morning I drinked good cofee. (わざとおかしな英語にしてあります)
くらい書ければ大成功です。

そして、今日じぶんは英語の練習をやったぞ! と大げさなくらい褒めてあげてください。

あとで英語がうまくなってから読み返したら、おかしくて大笑いしちゃうような英文を書くことになるかもしれません。
けれど、そのうまくなったときに、できなかった過去を振り返ってみる、さわやかな自分の気分を想像して、毎日続けてみましょう。

いや、毎日じゃなくてもいいんですよ。

少しずつでも、毎日やるのが理想ですが、人生そうそう理想通りにはいきません。

一週間に一度でも二度でも、
自分の楽しめるペースで長く続けること、
これが肝心なところです。

あなたが英語に楽しんで取り組む期間が、一ヶ月すぎ、二ヶ月すぎ、気づいたら一年、そしていつの間にか五年となるころには、あなたはどこかよその国で、外人さんと楽しくおしゃべりをしているに違いありません。

具体的な英語の勉強法については、今回あまり書いていませんが、そこのところは人の話を参考にしながら、自分にあった方法を編み出していくしかないんですよね。

なお、勉強法の参考程度に、次の本を紹介しておきます。

マーク・ピーターセン氏の「日本人の英語」という本ですが、日本語に堪能な著者による、日本語と英語の発想の違い、日本人につかみずらい「冠詞」のニュアンスなどためになることが沢山書いてあります。

こちらが「日本人の英語」のアマゾンのリンクです。

英語のコツがつかみたいあなたにお薦めの一冊です。
新書版で安いですしね!

さあ、それでは、以上の方法を、まずは三ヶ月、続けてみてください。
必ず効果があります。
だって三ヶ月の間、英語を使うたびに楽しい気持ちになるんですよ!
それで英語が上達しなかったら、お代はお返しします。
・・・って、この記事は無料ですから、返すお題は〇円ですけれど(笑)。

というわけで、まずはここまで、ご精読ありがとうございました。

以上で無料部分は終わり、もろもろの解説と、すべてをひっくり返す「秘技・ちゃぶ台返し」は、有料部分のお楽しみとさせていただきまーす。

[乞うご注意]
なお、以下の有料部分は、相当程度に個人的な内容である上に、ひとによっては、多少の毒気を感じるかもしれない内容を含みますので、ご購入くださる場合は、どうかその点を了解なさった上で、よろしくお願いします。

とし兵衛 拝

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