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赤ホンの英語って、、。ムズカシイ。でもとにかくこうやって仲良くしてね。ーー大学受験英語攻略術ーー。

うちの教室の本棚には、
東大
京大
阪大
早稲田大
上智大
関西学院大
同志社大
などなど、一流大の英語入試の赤ホン(教学社の朱色のアレ。)が、ズラ一と並んでいます。ときどき高校生の生徒さんに持って帰ってもらって

ノ一トに手書きで数ぺ一ジ写してきてもらいます。仏教のほら、「写経」のように。

とにかく、
本文の英語みて、
後についてる全訳もみて、

いっこずつ、写すねん。
日・英・日・英・日・英・日・英・日・英、、、、。

で、だいぶ写せたら、
次はノ一トの英文の、知らない英単語に蛍光ペンで色付けする。で、
辞書もひく。もうね、ぜんぶの訳語を読まなくていいからとにかくいちばん最初に印刷されている訳語を書き留める。で、全訳と照らしあわせて、
赤ホンセンセイの訳した言葉も蛍光ペンで塗る。
コレすると赤ホンセンセイの訳が、いかに洗練されたエレガントなものか、すっごくよくわかるの。
これを数年続けると、英語力とともに日本語も洗練されます。

うちの教室では高校1年生のうちから、コレを
1学期に1回の、ゆるいペ一スで宿題として出しています。

だってたいがいの受験生たちは高3になって、やっとこの赤ホン買って、
数学にしろ英語にしろふだん高校で習っているのとはレベチすぎて
「ヒィィィィィィィィッ!」ってなりませんか。

赤ホンは高3からじゃ遅いんよ。
かといって高1ではまだまともに過去問を解く実力もナシ。

で、この「写経テクニック」です。
これなら高1でも中3でもできるでしょ?
だってひたすら手を動かして写すだけ。

写しているうちに、大学入試英語の難しさだけでも本人に伝わって、
覚悟、のような気持ちが芽生えてくるから。

それが大事なんよ。
その、ちっちゃい芽が。


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