図書の家

1999年、少女マンガ研究サイト「図書の家」を開設、現在は書籍の企画編集制作、デザイン、映像制作等を行っています。https://www.toshonoie.net/

図書の家

1999年、少女マンガ研究サイト「図書の家」を開設、現在は書籍の企画編集制作、デザイン、映像制作等を行っています。https://www.toshonoie.net/

最近の記事

  • 固定された記事

「図書の家選書」第2期配信スタートしました

こんにちは、図書の家です。 本日8月8日より、Amazonはじめ各電子書籍サイトにて、第2期「図書の家選書」を配信開始いたします。 昨年12月に図書の家選書第1期として飛鳥幸子特集を配信しましたことは、こちらでも告知させていただきました。 続く今回の第2期は、50'sバレエマンガ特集です! 1950年代後半、少女マンガの黎明期に花開いた一大ジャンル、バレエマンガ。その最初期の作品の中から、わたなべまさこ、水野英子、むれあきこ、花村えい子、谷ゆき子の5人のマンガ家を大フ

    • 「図書の家選書」第2期・水野英子「赤いくつ/ミサにあげるもの/青い星の夜」

      こんにちは、図書の家です。 8月8日よりAmazonはじめ各電子書籍サイトにて、「図書の家選書」第2期、50’sバレエマンガ特集が配信開始いたしました。 配信にあたってはこちらのエントリにてご報告させていただいたのですが、各巻のご紹介もさせてください! このエントリでは、水野英子「赤いくつ/ミサにあげるもの/青い星の夜」をピックアップいたします。 この巻に選んだ3作は、どれも『少女クラブ』掲載作品で、「赤いくつ」(原作・佐伯千秋)は1957年11月号付録、「ミサにあげ

      • 「図書の家選書」第2期・むれあきこ「おどれ白鳥」

        こんにちは、図書の家です。 配信にあたってはこちらのエントリにてご報告させていただいたのですが、 各巻のご紹介もしていきたいと思います! このエントリでは、むれあきこ「おどれ白鳥」をピックアップいたします。 この作品は、1958年に若木書房から発行された貸本として発表されたものです。 むれあきこ先生は、この〈貸本〉で一斉を風靡したマンガ家です。 1951年、16歳のときに『神戸又新日報』に採用された4コママンガでデビューした後、55年に上京。『少女クラブ』をはじめ雑誌

        • 「図書の家選書」第2期・わたなべまさこ「涙の讃美歌」

          こんにちは、図書の家です。 8月8日よりAmazonはじめ各電子書籍サイトにて、「図書の家選書」第2期、50’sバレエマンガ特集が配信開始いたしました。 配信にあたってはこちらのエントリにてご報告させていただいたのですが、 各巻のご紹介もさせてください! このエントリでは、わたなべまさこ「涙の讃美歌」をピックアップいたします。 この作品は、1956年に若木書房から発行された貸本として発表されたものです。 54年から56年にかけて『少女』にて連載されていた手塚治虫「ナス

        • 固定された記事

        「図書の家選書」第2期配信スタートしました

          7/28(日)水野先生ご登壇イベント中止についてのお知らせ

          7月28日(日)ゲンロンカフェにて予定されておりました、水野英子先生ご登壇イベントは、水野先生のご体調不良のため、中止となりました。 チケットをすでにご購入の方には、キャンセル対応のご連絡をさせていただきます。 かねてよりこちらでも告知しておりました、水野英子先生ご登壇イベントですが、残念ながら中止ということで、楽しみにお待ちくださっていたお客様には大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当に申し訳ありません。 また状況が整って、再びこのような機会が作れればと思っております

          7/28(日)水野先生ご登壇イベント中止についてのお知らせ

          「なぜ水野英子は「少女マンガのパイオニアなのか」イベントは7/28(日)に延期になりました

          こんにちは、図書の家です。 前エントリでお知らせしました、ゲンロンカフェで開催予定の水野英子先生ご登壇イベントが、7/28(日)に延期となりました。 水野先生のご体調を鑑みての変更ですが、あくまで大事をとっての延期ですので、そこはご安心いただければと思います。 イベントのより一層のパワーアップを目指して、図書の家としても準備したいと思っております! 既にチケットをご購入いただいていた方で、来月は都合がつかないという場合は、6/22までのキャンセル対応がございます。詳しくは

          「なぜ水野英子は「少女マンガのパイオニアなのか」イベントは7/28(日)に延期になりました

          (6/17追記あり)「なぜ水野英子は「少女マンガ」のパイオニアなのか」@ゲンロンカフェ 登壇します!

          【開催日変更のご案内(2024.6.17追記)】 ご登壇者の体調不良により、開催日が7月28日(日)に変更になりました。事前に会場観覧のチケットをお申込済みの方も、そのまま延期日のイベントにご来場が可能です。 チケットお申込済みで延期日のご来場が難しい方は、当初のイベント開催予定日(6/22)までキャンセル(返金)を受け付けます。Peatixのメッセージ、または info@genron.co.jp までご連絡ください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

          (6/17追記あり)「なぜ水野英子は「少女マンガ」のパイオニアなのか」@ゲンロンカフェ 登壇します!

          佐藤史生原画展グッズ、通販がスタートします!

          こんにちは、図書の家です。 過日、吉祥寺リベストギャラリーにて行われました『総特集 佐藤史生』『傑作短編集 夢喰い』発売記念原画展。その会場のみで販売されておりました、佐藤史生グッズが、6月15日(土)よりオンライン通販でもゲットできるようになります! タイトル画像にあるアクリルキーホルダーのライオンは、『プチフラワー』1981年冬の号の口絵の、グリーティングカード用で描かれた絵で、つねづねライオンとかの毛皮の背中で寝たいと言っておられた佐藤先生の夢みるイラストです。 また

          佐藤史生原画展グッズ、通販がスタートします!

          「総特集 佐藤史生」 「傑作短編集 夢喰い」発売中です!

          こんにちは、図書の家です。 図書の家編集本の最新刊は『総特集 佐藤史生 少女マンガが夢見た未来』『佐藤史生 傑作短編集 夢喰い』の2冊。 発売から一週間ほどが経ち、ご予約いただいていた方や、発売をお待ちいただいていた方のお手元にも続々届いているようです。SNS等での感想なども拝読しています、ありがとうございます! 佐藤史生先生は1977年にデビューし、70年代には『別冊少女コミック』、80年代以降は『プチフラワー』『グレープフルーツ』等で活躍した少女マンガ家です。 残念な

          「総特集 佐藤史生」 「傑作短編集 夢喰い」発売中です!

          「図書の家選書」第1期配信スタートしました

          こんにちは、図書の家です。 さっそくですが、本日18日より、Amazonはじめ各電子書籍サイトにて「図書の家選書」が配信開始いたします。第1期は、伝説の少女マンガ家・飛鳥幸子大特集!ぜひよろしくお願いします。 というところで、そもそも「図書の家選書」って何? という方がほとんどかと思われますので、少々説明などさせていただきたいと思います。 1.「図書の家選書」とは 「図書の家選書」は、立東舎から刊行する電子書籍による少女マンガ復刻レーベルです。 私たち図書の家が主

          「図書の家選書」第1期配信スタートしました

          「図書の家」noteはじめます

          こんにちは、「図書の家」と申します。主に50〜80年代の少女マンガについての、書籍や雑誌記事などの企画・編集・制作をしています。このたび、公式noteの運用を始めることにいたしました。 まずは自己紹介などをしてみたいと思います。 1.「図書の家」とは  「図書の家」はチーム名です。現在は、小西優里・卯月もよ・岸田志野の3人で少女マンガ関連書籍の企画・編集・制作などをしています。1999年の結成当初は少女マンガ研究サイトを運営していましたが、そこから雑誌特集や原画展などの

          「図書の家」noteはじめます