ルカリオHR争奪戦(シールド戦)考察
こんにちは、としぞう@toshizo_charlesです。
私は、愛知県の西三河、知多で、ポケカにハマっているおじさんです。
主なポケモンカードの戦績は以下になります。
今回の記事は、ルカリオHR争奪戦(シールド戦)の考察記事になります。
ルカリオHR争奪戦用のパック「白熱のアルカナ」が発売されてから、時間のあるときを見つけては、友人のぎしくん@gishiwajinden7と一緒に、考察、練習を続けてきました。
この記事は、私とぎしくんが、約1か月の間、考察・練習して感じたこと、 頭の中につめこんだことを、整理、まとめて、言語化したものになります。
主な内容は、
です。
今回のシールド戦は、例年よりも、カードのばらつきが多く、いろいろな組み合わせに対応する必要があると考えています。
そのため、条件によって採用するカードを変えて構築できるように、できるだけシンプルにロジカルに内容をまとめたつもりです。
また、構築だけでなく、練習する中で強いと思った動き、注意が必要だと思った動きなどプレイングで注意が必要なこともまとめています。
この記事は、以下のような人に読んでいただきたいと思っています。
本当は、シーズン1の初めのほうのルカリオHR争奪戦に参加して、ルカリオをゲットしてからnoteを公開する計画だったのですが、残念ながら申し込んだ全ての会場に落選してしまったため、今回、noteを公開することにしました。
なお、本記事は現時点での考察になります。
今後、ルカリオHR争奪戦が進む中で、各カードの評価や、構築やプレイングの考え方など、多少変わってくると思います。その際は、内容をレベルアップしていこうと思っています。
では、早速、記事の内容に移っていきます。
◯ カードの評価
評価は、youtubeやTwitterを見ると、SABC(D)でつけているものが多かったので、同じような評価方法にしました。
■草タイプのポケモン
・ジャローダV ジャローダVSTAR S
採用確定。ただしVだけ出た場合は採用を検討。
メインアタッカー。
・かがやくアマージョ S
採用確定。回復要員。
草で組むなら一応サブアタッカーにもなる。
・ザルード A
草で組むなら採用確定。サブアタッカー。
相手を縛ってターンを稼ぐことができる。
・マスキッパ A
草で組むなら採用確定。サブアタッカー。
序盤に展開に使われるポケモン(ドーブル、ヤトウモリなど)を1エネで2ターンで倒せる。
・バドレックス A-
草で組んでダブルターボエネルギーがあれば採用確定。
ダブルターボエネルギーがあれば採用を検討。
デッキを回すポケモン兼サブアタッカー。
・ヤンヤンマ・メガヤンマ B-
草で組むなら採用を検討。
ただ進化ポケモンのため、他のサブアタッカーがいない場合に採用を検討。
逃げエネゼロのサブアタッカー。
・チュリネ・ドレディア C
基本的に不採用。
■炎タイプのポケモン
・レシラムV S
採用確定。メインアタッカー。
後攻1ターン目のきらめくつばさから無双できることも。
・ヤトウモリ S
採用確定。
ただしギアル採用なら不採用もありだが、ギアルはほとんど採用しないので、ほぼほぼ採用確定。ポケモン展開要員。
・エンニュート A
炎で組むなら採用確定。
ヤトウモリがポケモンを展開する役目を終えたら、そのエネルギーを引き継いでサブアタッカーに進化するのは強い。
・ボルケニオン A
炎、水で組む場合は採用確定。
それ以外は不採用。サブアタッカー。
・エンテイ B-
エネルギーが炎以外で、炎アタッカーがほしい場合は採用を検討。サブアタッカー。
・ガーディ ウインディ B-
炎で組むなら採用を検討。
ただ進化ポケモンなのと逃げエネが重いので、他のサブアタッカーがいない場合に採用を検討。
・フォッコ テールナー マフォクシー C
基本的に不採用。
■水タイプのポケモン
・アローラロコンV アローラロコンVSTAR S
採用確定。ただしVだけ出た場合は採用を検討。
メインアタッカー。
・フリーザー A+
水で組むなら採用確定。最強のサブアタッカー。
きんきゅうゼリーとの相性抜群。フリーザーときんきゅうゼリーを引いたらエネルギーを水で組むことを検討。
・ヒンバス ミロカロス B
水で組むなら採用を検討。サブアタッカー。
進化ポケモンだが、自分の技で進化できるのと、ベンチ狙撃できるのは強い。
・カイオーガ B
ドーブルを引けていて、水で組むなら採用を検討。サブアタッカー。
・ホエルコ ホエルオー B-
ドーブルを引けていて、水で組むなら採用を検討。
ただ進化ポケモンなのと逃げエネが重いので、他のサブアタッカーがいない場合に採用を検討。
また、アタッカーの多くが炎弱点の場合は、水タイプのサブアタッカーとして採用を検討。
・ラブカス B-
サポートが極端に少なく、水で組むなら採用を検討。ただあまり採用することはない。
デッキを回すポケモン。
■超タイプのポケモン
・クチートV クチートVSTAR S
採用確定。ただしVだけ出た場合は採用を検討。
メインアタッカー。
基本的に持っている技が無色なので、超エネルギーを採用しなくても良くデッキ構築の幅が広がる。
相性の良いカード:ふりそで、ポケモンいれかえ、逃げエネ0のポケモン
・かがやくフーディン A
超で組むならサブアタッカーとして採用確定。
超で組まない場合は特性目的で採用を検討。
相性の良いカード:エネルギーつけかえ
・ミュウツー A
超で組むなら採用確定。ただしミュウツーを引いたからといって必ず超エネルギーで組むというほどまでは強くない。
サブアタッカー。
・ルージュラ A-
枠に余裕があり、ダブルターボエネルギーを引いていたら、基本的に採用したい。
サブアタッカー兼1ターン稼ぐ要員。
・ラルトス キルリア B
ドローサポートが少なく超で組むなら採用を検討。ホウオウを採用するなら採用を検討。
デッキを回すポケモン。
技のメモリースキップは地味に強い。
・カプ・テテフ B-
サブアタッカーが少なければ採用を検討。ただあまり採用することはない。
・タマタマ ナッシー B-
超で組むなら採用を検討。
ただ進化ポケモンのため、他のサブアタッカーがいない場合に採用を検討。あまり採用することはない。
・サーナイト B-
超で組むなら採用を検討。ただあまり採用することはない。
デッキを回すポケモン兼サブアタッカー。
・ニャスパー ニャオニクス B-
ドローサポートが少ない場合は採用を検討。ただあまり採用することはない。
デッキを回すポケモン。
■鋼タイプのポケモン
・マギアナV A
特殊エネルギー2枚以上採用なら採用確定。特殊エネルギー1枚採用なら採用を検討。
メインアタッカー。
・ザマゼンタ A
鋼で組むなら採用確定。サブアタッカー。
・ザシアン A
鋼で組むなら採用確定。サブアタッカー。
・ストライク ハッサム B
アタッカーの多くが水弱点の場合は、鋼タイプのサブアタッカーとして採用を検討。水、超の2つの弱点をつけるのは強い。
ただ進化ポケモンのため、他のサブアタッカーがいない場合に採用を検討。
・かがやくジラーチ B
ドローサポートが少ない場合に採用を検討。
ダブルターボエネルギーを引いたら採用を検討。
デッキを回すポケモン兼一発逆転サブアタッカー。
・ギアル ギギアル ギギギアル B-
エネルギー加速手段が他に全くない場合でかつ鋼で組む場合に採用を検討。ただあまり採用することはない。
エネルギー加速要員兼サブアタッカー。
・コマタナ キリキザン C
基本的に不採用。
■無色タイプのポケモン
・ドーブル S
採用確定。
エネルギー加速要員。
相性の良いカード:ふりそで、ポケモン入れ替え
、エネルギー付け替え
・ホウオウV S
採用確定。メインアタッカー。
相性の良いカード:エネルギー付け替え 、セレナ、ダブル無色エネルギー、ルージュラ、キルリア
・ペラップ A+
1枚は採用確定。逃げゼロ要員兼デッキを回すポケモン。
相性の良いカード:ふりそで
・チルット チルタリス B
アタッカーにV、VSTARが2体以上いる場合は採用を検討。V、VSTARにのったダメカンをすべて相手に載せれるのは強い。
ただ進化ポケモンのため、他のサブアタッカーがいない場合に採用を検討。
■トレーナーズ
・きんきゅうゼリー以外のトレーナーズ S
全て採用確定。
・きんきゅうゼリー A
フリーザーを入れるなら採用確定。
その他、枠次第で採用を検討。
■エネルギー
・ダブルターボエネルギー A
基本採用だが、アタッカー次第では基本エネルギーを採用する場合あり。
逃げる用のエネルギーとしても優秀。
・Vガードエネルギー B
アタッカー次第では基本エネルギーを採用する場合あり。
◯ デッキの配分
・ポケモン 11〜17枚
・トレーナーズ 7〜11枚
・エネルギー 16〜18枚 (特殊エネ0〜3枚)
ドーブル採用なら基本エネルギーを最低でも15枚は入れたい。
・平均的なデッキの配分は、トレーナーズ9枚、基本エネルギー15枚、特殊エネルギー2枚、ポケモン14枚(Vポケモン1枚、VSTARライン2、ペラップ1枚、ドーブル1枚、ヤトウモリ1枚、タネアタッカー4枚、進化ポケモンライン4枚)
◯ エネルギーの色の決め方
・ジャローダVSTARラインを引いた
→ 草エネルギー
・レシラムVを引いた
→ 炎エネルギー
・アローラロコンVSTARラインを引いた
→ 水エネルギー
・フリーザー&きんきゅうゼリーを引いた
→ 水エネルギー
・かがやくフーディン&ミュウツーを引いた
→ 超エネルギー
・マギアナV &特殊エネルギー2枚以上を引いた
→ 鋼エネルギー
・ザシアン&ザマゼンタを引いた
→ 鋼エネルギー
◯ 構築で注意する点
・構築に慣れてない人は、よりシンプルに考えるために、評価Cのカードだけでなく、評価B-のカードも採用候補から外したほうが迷わずに構築できる。
・エネルギーは3色も可能だが、可能なら2色で組みたい(特に初級者)。
・以下の組み合わせは弱点を補完できているので相性が良い。「草と水、炎と鋼、水と炎、超と炎、鋼と水」
・以下の組み合わせは弱点が同じなので相性が悪い。「草と鋼、水と超」
なので、例えば、ジャローダVSTARとマギアナVを引いた場合は、マギアナVを非採用にするか、両方とも採用するのであれば、三色になるが炎に弱点をつけるフリーザーなどを採用したい。同様に水と超で組む場合は、鋼に弱点をつけるエンテイなどを採用したい。
・ドーブルが引けなかった場合は、技のエネルギーが重いポケモンは採用せず、エネルギーが軽いポケモンを採用する。
・ホウオウVを採用する場合、メイン2色のエネルギーに加え、可能なら5色のエネルギーを採用したい。(例えば、炎7、鋼6、草1、水1、超1など)
◯ 構築手順(スムーズに構築するために)
構築するにあたり、以下の手順で行うと、スムーズに構築できます。(シールド戦初日に参加してきた人の情報によると構築時間は25分しかなかったのことです。)
◯ 実際の構築例
■炎水(レシラム、アローラロコン)
■草水超(ジャローダ、ホウオウ)
■炎鋼(レシラム、クチート)
■水鋼(アローラロコン、マギアナ)
■多色(クチート、ホウオウ、サポート少)
■草水(ジャローダ、ドーブルなし)
◯ プレイングで注意すること
・基本的には先攻を選ぶ。ただし、レシラムに加えて、ふりそで、ポケモンいれかえ、ペラップが複数ある場合は後攻でも良い。後攻1ターン目にきらめくつばさを打つ動きはかなり強い。
・ふりそでで、ペラップ出せばバトル場のポケモンを自由に入れ替え可能。特殊状態も回復可能。
・相手のベンチにチルタリスやエネルギーのついたチルットがいる場合はVやVSTAR に与えた中打点を全て跳ね返されることを意識してプレイする。
・ホウオウVが復活する場合は、ルージュラがバトル場にいるとサイドを取られにくい。ホウオウVが2回戦うことも可能。
・終盤残りサイド1枚のとき、ザルードで逃げエネが重いポケモンをひきずりだして縛り、さんれんのムチで勝ち切る動きも強い。
相手の山が少なければザルードで逃げエネが重いポケモンをひきずりだして縛り、LO勝ちを狙うこともできる。
・ポケモンいれかえ、ふりそでを使ってしまうと、フリーザーにマヒにされた際に、何もできなくなるため、終盤、きんきゅうゼリー付きフリーザーで逆転を狙うことができる。
逆に相手にフリーザー(水エネルギー)見えたら、可能であれば、ポケモンいれかえ、ふりそでは温存しておきたい。ふりそでを温存する場合は、ベンチを空けておくことも意識する。
・ジャローダVSTARのスターワインダーは、1ターンで60ダメージ追加で計算しがちだが、ダブルターボエネルギーをつけることで100ダメージ増加、エネルギーつけかえ&基本エネルギーの手張りで120ダメージ増加できるので注意。
・かがやくフーディンが場にいる場合は、相手の手札の枚数を意識してプレイする。エネルギーつけかえがあればエネルギー0枚から急襲できる。
かがやくフーディンだけでなく、エネルギーつけかえから想定外のポケモンが一気に育つことがあるのは頭の片隅にいれておきたい。
・きんきゅうゼリーは、手札に抱えて相手に見せず、回復できるタイミングで貼るのがいちばん強いが、ジャッジマンで流される可能性を考慮すると、いつ貼るのが良いか迷いどころである。
フリーザーに貼る場合と、相手のポケモンのダメージから推測して数ターン後にHPが30以下になりそうなポケモンがわかっている場合には、事前に貼っても良いと考える。また、上記の場合でも、相手がすでにジャッジマンを使っていれば、手札に抱えておくのもありである。
◯ その他意識すること(←ここ結構重要)
・まず対戦のはじめに意識しないといけないのはサイドを4枚を置くこと(いつもの癖で6枚置いてしまわないように注意!)。
・サイドはなるべく効率的に取りきること(2-2、1-2-1、1-1-2など)、逆に相手にはなるべく多くとらせること(1-2-2、 1-1-1-2、 2-1-2など)を意識する。
・お互い慣れていないデッキで、思考時間が長くなり、またカードのテキスト確認など、時間がかかり時間切れが多くなりがち。時間は意識したい。
・予選はリーグ戦の総当りなので、2勝1敗でも勝ちあがれる可能性が十分にある(2勝1敗が3人もしくは2人並ぶことが十分考えられる)。勝ち数が同じ場合の優先度は、例年通りなら(今年はまだ始まっておらず違うかもしれないので対戦前に必ず確認ください)、取ったサイド枚数の合計、取られたサイド枚数の合計、直接対決なので、負けるにしてもサイドを多く取ったり、サイドを取らせないことも重要。予選最終戦の前に、可能な限り、勝ちあがり条件を計算しておきたい。予選最終戦は勝つことよりも、1位で勝ちあがる条件を満たすプレイングが重要。また、予選最終戦や決勝トーナメントは、相手のデッキの中身がわかってくるので、対策ポケモンに差し替えるのも有効(例年通りなら、対戦の合間にカードの差し替えは可能)。
◯ 優勝したデッキに採用されていたカードの分析
2022/10/5時点で、twitterに投稿されていた優勝デッキ22個について、採用されているカードを集計し、分析してみました。
■デッキの配分(平均採用枚数)
ほぼ、考察通りの採用枚数でした。なお、特殊エネルギーを1枚も採用していない構築が27.3%ありました。
■Vポケモン採用率
優勝したデッキの半分以上がレシラムVを採用していました。
パックから引いたVポケモンによって(レシラムVを引けるか引けないかによって)、有利/不利がだいぶ変わってきそうです。
レシラムVに対抗すべきは、水タイプの採用ということで、レシラムV非採用のデッキの水タイプポケモンの採用率を調べました。
採用率は60%(内、アローラロコンVSTRライン採用のデッキ30%、アローラロコンVSTRライン非採用のデッキ30%)でした。
デッキ構築の際、水タイプの採用は視野に入れておいたほうが良さそうです。
■VSTARポケモン採用率
クチートVSTARの採用率がいちばん高いものの、Vポケモンほど、採用率の差の開きはみられませんでした。
■汎用ポケモン採用率
上記の汎用ポケモンは、考察通りの高い採用率でした。
ただ、上記以外のポケモンをみると、ルージュラの採用率が18.2%と意外に低いことは予想外でした。逃げエネが2ということが採用率が低い理由だと思われます。
■各色でいちばん採用されていたサブアタッカー
サブアタッカーとして評価していたポケモンが、ずらりと並んでいます。
ただ、エンニュートを除く進化ポケモンのサブアタッカーの採用率は意外に低かったです。(エンニュートの次に高い採用率のミロカロスでも18.2%でした。)
また、カイオーガの採用率が9.1%と、思っていたよりも低かったです。逃げエネが思いことが採用率が低い理由だと思われます。
■その他
評価する人によって、評価がわかれるギギギアルですが、優勝構築の一部でギギギアルを採用しているものもみられました。まあ、これはこんなもんかなぁと思っています。
以上の分析結果をふまえ「◯ カードの評価」を一部更新しています。
◯ 最後に
この記事を参考にしていただいた方が、ルカリオV SR、ルカリオVSTAR HRを獲得してくれたら、すごく嬉しいです!
そして、ルカリオV SR、ルカリオVSTAR HRを獲得できたときには、twitter等のSNSで、この記事を紹介してもらえるとさらに嬉しいです!!
最後まで、記事を読んでいただきありがとうございました!!
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