モチベーションSOSプランーものごとを継続するための仕組みづくりー

石黒としゆきです。

今日は習慣に関する話、特にどうすれば物事を継続・習慣化できるかについてお話をさせていただきたいと思います。

僕は最近、読書習慣を取り戻そうと悪戦苦闘中です。2019年は一年間で52冊の本を読むことができたのですが、2020年に読んだ本はなんと10冊!

せっかく身についたと思った読書習慣がすっかりなくなってしまいました。

このnoteを読んでいただいているということは、僕のように何か継続的に物事を実行して達成したいことがあるのではないでしょうか?

おそらく答えは「Yes」なのではないかと思います。
それと同時に、「習慣化、継続化したいけどなかなか続けられないんだよね」という方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、行動を習慣づけるための面白い方法・考え方を見つけたのでそれをご紹介しつつ、
自分ならどういう風に日常生活に取り入れるかを考えたいと思います。

その前にもう少しだけ、過去の自分の経験をお話しさせてください。

冒頭でせっかくの読書習慣がなくなってしまったと申し上げましたが、その大きな要因がコロナです。

新型コロナの影響で僕のライフスタイルとライフサイクルが大きく変わり、それまでルール化していた「電車の通勤時間に読書する」ことが、その通勤時間がなくなったことで読書する機会とモチベーションが激減してしまいました。

ですが、この状況は非常にもったいないと常々感じていて、なんとか読書週間を取り戻したいと考えています。

この記事を読まれている方のなかには、新型コロナの影響で1〜2年前に比べて在宅時間が増えた方が多いのではないかと思います。
また、ライフスタイルが変化して、ご自身の習慣を見直そうと考えている方も多いのではないでしょうか。

そんな方にとってはご自身のライフスタイル・ライフサイクルの変化の過渡期にある今が、何かを習慣づけるための方法を身につけるには絶好のタイミングだと思います。


では具体的なお話に入ります。
今回僕が見つけた考え方は、「モチベーションSOSプラン」というものです。

三日坊主を回避して、モチベーションを持続するためにいつ、何をするべきかという考え方・理論です。

モチベーションSOSプランでは、継続的に物事を進められている状態から2つの段階を経てものごとの継続が破綻するという考え方がなされています。

一つ目は、継続はできているがモチベーションが下がり始めている段階
二つ目は、継続することが困難になり始めている段階

継続的に実行したいことを始める前に、それぞれの段階で想定しうる状況を考えて事前に対策を考えておきます。
そうすることで、物事を継続し続けることができるようになる、というものです。

さっそく項目をひとつずつ説明していきます。

説明と合わせて、僕がぜひとも習慣化したい「読書」と、運動習慣という意味合いで「ランニング」と「ダイエット」であればどんな対策がとれそうかを考えていきます。
この記事を読みながら、ぜひ一緒にご自身が継続したい習慣とその対策について考え、日常生活に落とし込んでみましょう!


1.注意サインが出ている段階

継続はできているけれどモチベーションが下がり始めている状態で、「注意サイン」が行動として現れる段階です。
「注意サイン」は特定の何かを指すわけではなく、継続・習慣にしたい行動から逸脱した行動というふうにざっくり捉えてください。

僕の場合であれば、
読書なら、本を開かずにYouTubeを見るなど別のことをしてしまう。
ランニングなどの運動習慣なら、自分で決めた運動量(1日何キロ走る、毎晩ストレッチをするなど)が減る、など。
ダイエットなら、自分で決めた食事ルールを守れない、毎日体重計に乗らない、たまにしか食事記録をとらない、などなど。

今日は気分が乗らない、体調が悪い、天気が悪いなど様々な要因が継続を妨げようとしますよね。
ただ、日常生活を送っていると、こういったことは往々にしてあると思います。

「モチベーションSOSプラン」の考え方の面白いところは、これらの「注意サイン」が出ることをOKだとしていることだと感じています。

自分で決めたことを守れないと、人間って「あぁおれってダメだな、私ってダメだわ」と自分を否定しがちだと思うんです。
しかし、「今日○○ができなかった、ということは、注意サインが出てるということだね。これが続かないように気をつけていこうね〜」と言ってもらっているような感じがするんです。

このように注意サインに目を向けておくことで、継続化・習慣化に黄色信号が灯っているんだなと自分を俯瞰で捉えてることができます


2.危険ゾーンに入る段階

次の段階では、日常的に注意サインが点灯した状態で継続が困難になり始めています。

継続化・習慣化したいことから逸脱した行動を日常的にとってしまう状態は、自分の気分・体調どこかに異常が起きている状態と言えます。


3.対策

注意サインの状態のときはその状態を把握しておくだけでいいそうですが、危険ゾーンに入っている時は対策を取る必要があります。

ただ、すでに脳や体が危険ゾーンに入っている状態で何か新しい対策を考えてその通りに動くのは難しいですし、その状態で考えて効き目のある対策がとれるか疑問ですよね。

そのため、危険ゾーンに入った場合の対策を事前に練って準備しておく必要があります。

危険ゾーンに入ったら周りの友人や家族に頼る、など外的要素を加える方がいいとされています。

読書・ランニング・ダイエットそれぞれについて効き目のありそうな対策を列挙してみようと思います。

●読書
・読書会に参加してみる
・あらかじめ読書仲間を作っておき、モチベが下がっている時におすすめの本を紹介してもらう
・何でも好きな本を買っていいルールで本屋に行く

●ランニング
・ランニングのサークルに参加してみる
・ランニング仲間に自分が危険ゾーンに入った旨を伝えたら強制的にランニングに誘うように段取りしておく

●ダイエット
・チートデイを楽しむ
・健康意識の高い友人(またはヘルスコーチのような人)に相談に乗ってもらう


以上が僕の考える危険ゾーンに入った時のそれぞれの対策です。

こういった対策を事前に決めておいて、注意サインが日常的に現れている(危険ゾーンに入っている) 状態になったらその対策を実際に実践してみる、効果がなければ他の対策を試す。
そうして自分に合った対策を試行錯誤しながら探していくと良いのではないかと思います。

ここまでで「モチベーションSOSプラン」の説明は終わりです。

モチベーションが落ちることは仕方ない。
だから日々自分の変化を観察しながら、モチベーションが落ち始めたな、そろそろ危険領域だなと感じたら、事前に決めた対策をとって危険領域を脱するというのはなかなか人間的なやり方であり、現実的なやり方でもあるのではないかと思います。

冒頭でも申し上げましたが、ここまで読んでいただいたみなさんに再度ご提案です。

ライフスタイル・ライフサイクルが変わりつつある現在の状況をプラスに捉えて、取り入れたい良い習慣を何かひとつ始めてみませんか?
その際にぜひ今回ご紹介した「モチベーションSOSプラン」を使ってみてほしいと思います。

僕は既にこの方法を使って読書習慣を取り戻そうと頑張っています。

経過についてまたnoteでシェアさせていただきますね。

このnoteでは、読んでいただいた方に少しでも有益になるような情報を発信しています。
そしてその発信を受け取った読者の方とコメント欄やメッセージで積極的に意見交換をしていければと考えています。

今回の内容に関してご意見や感想など、ぜひご意見をお待ちしております!
そしてそこからつながったご縁からぜひ一緒にお仕事などできればとも思っております。

今日はこのへんで。
ではまた。

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