どれも自分の感情じゃない。
HSPの人は他人の感情を感知しやすいといわれています。
今、面と向かって話している人だけでなく、周りにいる人や、
同じ部屋にいる人なども感情の動きも察知してしまう。
僕はスタバみたいなカフェで注文に並んでいると、レジの直前で飲みたいものが変わったりするのですが、「なんで急に?」と思うと、僕の前に並んでいる人がそれを注文するということがけっこうあります。
なので、自分でこれ欲しい!なんて思っても、実際には自分ではなく、他の人が思っていることだったりするので注意が必要ですね(笑
これは本当に自分の?
「HSPの裏技」として、何か感情や感覚をおぼえたときに、
「これは本当に私の?」と自分に問いかけてみると、自分のものではないと気付くことがあります。
自分が悩んでいるように思えていても、「これは本当に自分の?」と問うと、実際には他の人のものを察知しているんですよね。
あなたもHSPならひょっとしたら、マンションの隣の人とか、上の階の人のことを察知しているかもしれませんよ。
HSPの人は落ち込みやすかったり、疲れやすかったりと言われたりしますが、実際に本人がそうなっているというより、周りの人の疲れや悲しみだったり悩みを感知していて、本人もその自覚がないときにそういう状態になってしまうことが多いように思います。
周りの人の感情に影響されているのではなく、察知しているだけなのですね。でもそれに気づいていないと無駄に疲れてしまいます。
テレビで炎の映像が流れているだけなのに、実際に火事になったと勘違いして慌ててしまっているようなもの。
落ち込んだり悩んだり、よくわからないネガティブな感情になったときは、そのどれだけが本当に自分のもので、どれだけが他人のものか、を問いかけてみるのがいいかもしれませんね。
ネガティブなのを、むだにポジティブに変えようとしても、それが自分のものでないなら変えることはできません。
テレビの中の火は、水をかけても消えません。チャンネルを変えればいいだけです。
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