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オープン就労のメリットとデメリット

僕は、2014年に発達障害の診断を受けました。
それ以降、障害を開示しない(クローズド)での就労を諦め、障害を開示して(オープン)の就労を4年ほど行いました。

今回は自分が経験した、オープン就労のメリット・デメリットをご紹介します。あくまでも個人の体験ですが。

オープン就労のメリット

まず、オープン就労ですと、面接時に障害の内容や配慮事項を伝えることができます。また、支援機関が雇用主との間に入ってもらうこともできます。

前職に応募する前には、支援機関に入ってもらって、まずは職場見学を行いました。ついで、1週間ほどの実習。

見学と実習を通じて、当事者は、職務内容や職場の雰囲気を事前掴むことができます。雇用主側も、採用の前に、応募者の得意なことや苦手なこと(特性)を把握することができます。

採用後は、支援機関の方が職場を訪問して、自分や上司との面談の機会を設けてくれました。また、自分からヘルプを出して支援機関に出向いたこともありました。

・障害の内容や必要な配慮を事前に伝えることができる
・応募前に見学・実習ができる
・就労してからも、支援機関に随時相談できる

こういった支援・相談の仕組みがあったおかげで、週20時間から始まった勤務時間を、最終的にはフルタイム(週40時間)まで、段階的に伸ばすことができたと思います。

オープン就労のデメリット

オープン就労にもデメリットがあります。
まず、職種に偏りがあること。

僕の住んでいる地方だと、工業団地での製造系の求人に比べ、志望している事務職の求人数が少ないです。

もう一つは、給与面です。
クローズドで応募する一般の求人に比べ、オープン就労の方は、やはり給与面で見劣りします。

今後、こういったデメリットが解消していけばいいなと感じています。

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