オープン就労(事務職)のキャリアアップ
昨日投稿した、「こんな福祉サービス、あればいいな」について、今日も考えてみました。
就労中の障害者が、費用を気にすることなく、キャリアアップに必要な知識や技能、技術を取得できる。そんな「障害者キャリアップ支援サービス」があればいいなと思います。
簿記の知識取得にあたり、課長が取った行動
前職のことになりますが、それまで未経験だった経理事務に携わるということがありました。商業簿記3級程度の知識が必要となったのです。
ちなみに、その時の職場の課長も、それまでは経理未経験だったのですが、上司のすすめで商業簿記2級取得を目指すこととなりました。
課長はどうしたかというと、業務後に商工会議所が主催する簿記のスクールに通うこととなりました。
会社自体が商工会議所に所属だったので、受講費用の割引はありましたが、それでも課長が自己負担した費用はそれなりにありました。
一方、僕はというと…
でも、僕の場合は、その「それなりの費用」も賄えない状態でした。当時も最低賃金近くの時給で、事務補助のパートをオープン就労でやっていたのでした。
で、結局どうしたかというと、Kindleアンリミテッドで商業簿記3級に関する書籍を5冊ほど集中的に読破し、後は実際の業務を通じて…という強引な手法で何とか簿記の知識を補うことにしました。
もし、前述の障害者キャリアアップ支援サービスの中で商業簿記3級のコースがあれば、より効果的に簿記の知識を取得できたのになあ~なんて今でも思い返すことがありますね。
事務職のキャリアアップのコースに対する需要は多い
オープン就労での求人数において、事務職は比較的多い方です。
なので、簿記やマイクロソフト・オフィススペシャリストといった資格の取得がキャリアアップにつながるという当事者も多いのではないでしょうか?
また、車椅子ユーザーの方のような移動にハンディキャップを抱える障害者の場合、通信教育やオンラインスクールといった形態なら、ハンディキャップを感じることなく受講できるなあと改めて思いました。
車椅子ユーザーに限らず、withコロナの時代、通信教育やオンラインスクールといった形態での受講がますます重要になってきていますね。
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