詩 376
聖鵂祭
さえぎる 歩行 風船の
絶滅 逃げる 夕焼禍
回路は 重く 暗く 背に
自転車 したがえ 浮上して
予兆は たしかに 光り 銀
居場所もなくて ユメヒツギ
原点 0 の つま先に
分析不能 夏の夜
せめて 山肌 むらさきに
染めて 真実 侵略者
切断 成就 口裂け女
呼びかけ むなしく 冬の朝
帆を はり あなたは 乗ったのに
かけがえのない 瓶底 欠けて
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聖鵂祭
さえぎる 歩行 風船の
絶滅 逃げる 夕焼禍
回路は 重く 暗く 背に
自転車 したがえ 浮上して
予兆は たしかに 光り 銀
居場所もなくて ユメヒツギ
原点 0 の つま先に
分析不能 夏の夜
せめて 山肌 むらさきに
染めて 真実 侵略者
切断 成就 口裂け女
呼びかけ むなしく 冬の朝
帆を はり あなたは 乗ったのに
かけがえのない 瓶底 欠けて
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