詩 258
戦慄
遠い いなずま 耳 すまし
つめたい手をした破壊者が
花粉にさらされ もう 悪夢
こうのとり 飛ぶ 空 見たか
かろやか 廊下で踊ったか
つかみどころのない めまい
助けてほしい 思い よせ
あらゆる あこがれ ひとしずく
氷河期ならば 物質で
もうじき 虚像 おしのけて
ときに醜悪 でも ここにある
ほのかな 気配 つなぎとめ
正午 二都 とかげ ふるわせて
袖のレースをふるわせて 風
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戦慄
遠い いなずま 耳 すまし
つめたい手をした破壊者が
花粉にさらされ もう 悪夢
こうのとり 飛ぶ 空 見たか
かろやか 廊下で踊ったか
つかみどころのない めまい
助けてほしい 思い よせ
あらゆる あこがれ ひとしずく
氷河期ならば 物質で
もうじき 虚像 おしのけて
ときに醜悪 でも ここにある
ほのかな 気配 つなぎとめ
正午 二都 とかげ ふるわせて
袖のレースをふるわせて 風
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