詩 280
孔雀飼い
発芽までには まだ 少し
時間がかかる 指先に
季節 浮かべて 金の繭
カーブ ゆるやか 水銀灯
体温 なくせば うつくしい
ことば たゆたう 弱虫の
しるし 誰かと手をつなぎ
幽霊 守る 摩天楼
冒険はつづく 真実の
眠る しずかな 森の奥
まにあうのなら 光線 吸いこむ
いっしょに行けたらいいけれど
ひびく こだまが ほら 否定
ひっくりかえった パノラマ 指輪
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孔雀飼い
発芽までには まだ 少し
時間がかかる 指先に
季節 浮かべて 金の繭
カーブ ゆるやか 水銀灯
体温 なくせば うつくしい
ことば たゆたう 弱虫の
しるし 誰かと手をつなぎ
幽霊 守る 摩天楼
冒険はつづく 真実の
眠る しずかな 森の奥
まにあうのなら 光線 吸いこむ
いっしょに行けたらいいけれど
ひびく こだまが ほら 否定
ひっくりかえった パノラマ 指輪
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