![近眼畜のコピー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/11246119/rectangle_large_type_2_11ecbcd72d55379278b2eb72903597da.jpeg?width=800)
詩 282
近眼畜
角をまがって 夜のなか
ふりかえっても まだ 近く
わたしをつかまえようとする
若い けものが ただ ひとり
おかしのお店はスカートに
かくされ 今日も 雨 明日も
たどりつけない 子供たち
だまって じっとして 埋める
ここでは なにも起こらない
細くて 長い 腕を 組み
赤 青 むらさき 地面を たたく
小鳥のように 花を 食べ
歯を みがいては 泣きわめく
めんどくさくて 光 そのもの
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近眼畜
角をまがって 夜のなか
ふりかえっても まだ 近く
わたしをつかまえようとする
若い けものが ただ ひとり
おかしのお店はスカートに
かくされ 今日も 雨 明日も
たどりつけない 子供たち
だまって じっとして 埋める
ここでは なにも起こらない
細くて 長い 腕を 組み
赤 青 むらさき 地面を たたく
小鳥のように 花を 食べ
歯を みがいては 泣きわめく
めんどくさくて 光 そのもの
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