詩 312
白昼鬼
頭上 アセチレン灯 まるい
粒子のすべてが ゆれるので
あなたは不安で泣いている
おしまれながら 消えていく
屈折するたび 色を変え
いまの沈黙 白い のど
人影 いくつ 五十三
なにも知らない 焼きはらう
しびれたような無感覚
接触 あこがれ 一面 目
どちらも どれも 怒られそうで
重い枝には釘を打ち
後悔しながら みちていく
光のように 背景 わたしは
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白昼鬼
頭上 アセチレン灯 まるい
粒子のすべてが ゆれるので
あなたは不安で泣いている
おしまれながら 消えていく
屈折するたび 色を変え
いまの沈黙 白い のど
人影 いくつ 五十三
なにも知らない 焼きはらう
しびれたような無感覚
接触 あこがれ 一面 目
どちらも どれも 怒られそうで
重い枝には釘を打ち
後悔しながら みちていく
光のように 背景 わたしは
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