詩 265
暗黒神殿
二足歩行のいけにえは
片足 忘れ 泣きだして
蜂蜜色の やわらかい
空気のなかに溶け去って
木のぼり 得意で でも 内気
ゆらめく点たち 水浴びの
光景 たぶん かすみ 晴れ
花壇がそこにあらわれる
炎熱の空 憎悪する
まだ未完成 感受性
みどりの苔と灰色の岩
外の世界を知らず 生き
あなたのかなしさ 気づけずに
こおりつく 指 窓枠 アルミ
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暗黒神殿
二足歩行のいけにえは
片足 忘れ 泣きだして
蜂蜜色の やわらかい
空気のなかに溶け去って
木のぼり 得意で でも 内気
ゆらめく点たち 水浴びの
光景 たぶん かすみ 晴れ
花壇がそこにあらわれる
炎熱の空 憎悪する
まだ未完成 感受性
みどりの苔と灰色の岩
外の世界を知らず 生き
あなたのかなしさ 気づけずに
こおりつく 指 窓枠 アルミ
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