詩 305
帰り道は三日月
波はアルビノ 泡 クラゲ
ポケット コオロギ かくれても
あの常夜灯 照らされて
分かってしまう 声 まばら
土星の子の歌 うつくしく
こわがらないで 歩きだす
ここにいて まだ ここにいる
遠い場面の やせた影
カラスが落とした おくりもの
花をちりばめ 力なく
飛行機 ほしがる かわいそうな子
からから 鳴ります かすかな火
小部屋 あかるい 古時計
あおむけ わたしが 光のうず 見て
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帰り道は三日月
波はアルビノ 泡 クラゲ
ポケット コオロギ かくれても
あの常夜灯 照らされて
分かってしまう 声 まばら
土星の子の歌 うつくしく
こわがらないで 歩きだす
ここにいて まだ ここにいる
遠い場面の やせた影
カラスが落とした おくりもの
花をちりばめ 力なく
飛行機 ほしがる かわいそうな子
からから 鳴ります かすかな火
小部屋 あかるい 古時計
あおむけ わたしが 光のうず 見て
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