詩 356
天使館
双子の頭はかがやいて
うそでも 受けとる ペルセウス
明日は 汚点 屈辱で
三十分の 懺悔室
両手にのせた それは 羽根
くじゃくの羽根は そこに ある
まるで 受難の手の上に
ころがる ちいさな帽子たち
こがねの雨に受胎して
何度も言った 空の上
塀を越えても つくられる 絵 絵
ぜんぜん 泣けない 怒りの日
クレオパトラは 朝の霧
サフランの色 星を見る人
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天使館
双子の頭はかがやいて
うそでも 受けとる ペルセウス
明日は 汚点 屈辱で
三十分の 懺悔室
両手にのせた それは 羽根
くじゃくの羽根は そこに ある
まるで 受難の手の上に
ころがる ちいさな帽子たち
こがねの雨に受胎して
何度も言った 空の上
塀を越えても つくられる 絵 絵
ぜんぜん 泣けない 怒りの日
クレオパトラは 朝の霧
サフランの色 星を見る人
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