詩 373
ダナエの罠
いろどる 鍵盤 熱をおび
めぐる 土星の輪 巡礼
蛇口に つまる 貝殻と
果汁 したたる 慈悲の無知
レンガは ガラスは 繭を 裂き
編みあげ 微笑 星月夜
餌食となって 浮かんでは
消える 刻印 額縁に
砂糖をかけて 謝絶して
正方形の塀の影
ふる やわらかく ネガの雪たち
はしごをかけて 昼寝して
花 咲く サボテン 白い家
みずうみへの道 輪郭 もとめ
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ダナエの罠
いろどる 鍵盤 熱をおび
めぐる 土星の輪 巡礼
蛇口に つまる 貝殻と
果汁 したたる 慈悲の無知
レンガは ガラスは 繭を 裂き
編みあげ 微笑 星月夜
餌食となって 浮かんでは
消える 刻印 額縁に
砂糖をかけて 謝絶して
正方形の塀の影
ふる やわらかく ネガの雪たち
はしごをかけて 昼寝して
花 咲く サボテン 白い家
みずうみへの道 輪郭 もとめ
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