詩 315
共存のコード
生まれてはじめて よそもので
残り香 さがす 権利 なく
路面にあるはず 落ちたはず
煤に黒ずむ 安全ピン
羊歯 しげる 道 近道で
湿気は噴水 水蒸気
ベッドをはなれるまでもなく
中性紙には虹彩を
押し花にして観察し
近くにないこと 思い出し
ながめ はるかに 手ぶくろ 捨てて
沈没船が浮上して
小指は重い 旗 メダル
かわいた あくび しあわせなとき
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共存のコード
生まれてはじめて よそもので
残り香 さがす 権利 なく
路面にあるはず 落ちたはず
煤に黒ずむ 安全ピン
羊歯 しげる 道 近道で
湿気は噴水 水蒸気
ベッドをはなれるまでもなく
中性紙には虹彩を
押し花にして観察し
近くにないこと 思い出し
ながめ はるかに 手ぶくろ 捨てて
沈没船が浮上して
小指は重い 旗 メダル
かわいた あくび しあわせなとき
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