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農業分野の事業承継を身近に感じて

とてもお世話になっている生産者さんがぼやくようにおっしゃっていた。

「俺が農業辞めたらこの農地と生産技術どうするよ...。」

僕が、農業後継者の不足を身近に感じた瞬間でした。
僕自身、義父が農業をしており後継者がいないことについてどこか他人事になっていたのは事実なのですが、とてつもない生産技術を持った生産者さんからの言葉が胸に響いた。

これまで家族・親族間で営農のバトンを繋いできた農業分野において、跡取りが居ない場合の事業継承は大きな課題となって立ちはだかります。

農地や機械や施設といった「有形資産」と、生産技術や販路や人脈といったお金には変えられない貴重な「無形資産」を失うことになる。
これは第一次産業にとって大きな痛手。

近年、このような経営資源を家族以外の新規参入者に引き継ぐ「第三者承継」の重要性が高まっています。

■事業承継の課題 次世代支援 JAの使命|日本農業新聞

特に、受け継ぐ側のメリットは大きく、「有形資産」の継承により初期投資を抑えられるのみならず、「無形資産」を譲り受けることの価値は本当にお金には変えられないほど大きいと思う。

もっと現状を深掘りして、何ができるか模索をしてみたい。

近日、管内の各機関が事業承継にどのように取り組んでいるのが調べてみたいと思っています。
いい連携ができるといいな。

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