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君にキスを

最近自転車で移動しているとよく言っている。
健康の為でもあるけど、
電車での移動時間、駅から稽古場への徒歩の時間と
自転車で自宅から稽古場に向かった場合の時間を
計算してみると、お金がかかって時間もかかるのであれば
自転車で行く方がいいだろう!!という考えに至ります。

なので今の稽古場は専ら自転車で移動しています。
まぁ、お金もかからんし、時間も節約できてるんですが
デメリットを挙げるとするなら、体力面で削られると言うことですかね。

あとTシャツを消費するw
運動している分、自転車を漕いでいる内にびしょびしょになるので
確実に稽古場に行く際に着ていた服は稽古場に着いたらもうその日の役目を終えてしまう・・・。

まぁ、そのデメリットに目を瞑るとすれば、自転車の移動は快適だ。

だけど、、、悲劇は起こった。

いつもと変わらず、意気揚々と自転車を漕いで帰っている最中。
稽古の帰りともなれば、夜なのであたりは真っ暗、、、
左手首に巻いているApple Watchの表示は、時速20キロを表示している。
順調な帰り道、歩道と車道の間に敷かれた自転車専用道路を走行している時、
不意に、唇に何かが触れた。

高速で飛来した何か、街路樹の葉っぱか?
いや、でもこの感覚は、、、足!!

ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

虫ダァぁぁぁぁぁぁぁ!!

幸い口は閉じていたので、勢いよく首を横に振って振り落とす。
その時間、0.5秒ほど・・・。

いきなり虫に唇を奪われた。
なんか羽も多分羽ばたかせていた感じがあった。
向こうも、飛んでいる最中に、僕が時速20キロで走ってきたもんだから
避け切れなかったんだろう。

暗くて、しかも瞬間すぎて、そいつがなんだったのかは確認できていない。
確実なのは、虫だったと言うこと、、、足が僕の唇に触れたこと、向こうも慌ててたのか一瞬羽ばたいた事・・・。

突然のキスを終え、頭をよぎったのは、今のはなんの虫だったのか・・・。
口を開いてなくてよかった😭
足が口に触れてたけど、体に害はないのか・・・?
口をすぐさま洗ったほうがいいんじゃないだろうか・・・。

とまぁ、色々考えたんだが。
家まであと十数分、なるべく唇をそのままにして、帰って洗うという選択をし
帰路に着いた。

結論的に体は大丈夫なんだけど、家に着くまでの間は、なんかもう唇に残った感触で、気が気ではなかった・・・。

自転車色々メリット、デメリット最初に話したけど、これが最大のデメリットだったかもしれない。

なんの虫だったんだろう😭
その疑問と、唇に感じたあの感覚だけは、しばらくわすれられそうにない・・・。


では、また日曜日に。

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