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男性が育休1年間とってみて思うこと

久々の投稿ご挨拶

こんにちは、トウシツオフ太郎です。
いよいよ育児休業終了まであと数日と迫ってきていまして、いろいろ思うところを書いていきたいと思います。テーマを切り出して伝えるべきだと思うことは別途記事を書いていきます!今回はとにかく思うがままに書きます。
なので、この記事は長いかもしれないです。どちらかというと自分向けの自己満足記事なので、読み飛ばしていただいて大丈夫です。笑。
ただ、少しでも1年間育休を取るパパさんの参考になればと思っています。

1年を振り返ってみて

ちょうど1年前、私は担当しているプロジェクトにお別れを告げ育児休業に入りました。担当していたシステムはカットオーバーし、それなりに問題を抱えながらもなんとか引き継ぎの見通しは立てられていました。なので、そこでバタバタすることはなかったことを覚えています。育休を取ること自体子どもが生まれる10か月くらい前から宣言していたのも効果的だったかと思います。

正直、育休取得後、最初に感じていたのは「圧倒的な解放感」でした。17年間それなりにハードな会社の仕事をひと段落させて休みに入る。環境が変わる。自由な時間も生まれるはず(?)と大いに期待している自分がいました。やりたいことリストをいっぱい書き出しこの育児休業の間にこれだけたまっていたことをやっちゃおうと心の中は浮足立っていたのを覚えています。今考えると恥ずかしい。。
ただ、いっぽうで「育休とっても全然休めないよ」とか「育休とったけどストレス過ぎてすぐに子どもを預けて復帰した人もいる」など、育休って大変という意見も多数耳にしていました。特に実際に取得したことがある人たちからはそれはもう耳にタコができるほど。それもそうだなと思いつつ、いやいや仕事に比べれば大丈夫でしょ!、上の子もいて一人育ててきたのだから私なら何とかできる!、と楽観的に考える私。

結論ですが、育休中はほとんど休めませんでした。期待しない方がいいです。強いていうなら、子供が寝ている間に本を読むことくらいはできるのでやりたいことリストを作るなら読書関連が多いほうがいいですね。
ただ、育休の大変さは自分以外にもサポートしてくれる人がいるか?とか、子供の成長に合わせた大変さの波もあって、それによって気持ちのゆとりも変わるので人によるかと思います。私の場合、妻が平日日中は仕事。夜は帰ってきて面倒を見てくれる。土日は状況次第で妻と半々で面倒みるという体制でした。
ただ、大きな傾向だけお伝えすると、後半に行くにつれてより辛かったですね。最初は「うぇーい!長期休みだ!子育てしつつ遊ぶぞ!楽しむぞ!」という元気満々な気持ちから、最後は「もうへとへと。。早く保育園に預けたい。預かって欲しい。ぐへぇ。」という気持ちに移り変わり。結局、育休中にやりたかったことリストのほとんどは実現できませんでした。
以降の文章では、思い出に残ることをざっくり書いていこうと思います。

2023年5月、6月

育休を取り立ての1、2か月はとにかく気持ちは元気でした。子どものためにモンテッソーリ教育とか教具を調べたり、絵本を吟味したり、2日に1回近所の動物園に連れて行ったり。とにかくできる限りのことはしてあげようという前のめりな態度でいろいろやっており、妻からも頑張りすぎないようにねと注意されるありさま。一方で、長いこと続いた座り仕事から、ほぼ一日子どもを抱っこする生活に切り変わり、会社員生活の疲労は根深く残っているもので、ぎっくり腰になってしまったり、日中とにかく眠かったりフィジカルにかなり辛かった記憶があります。頭が眠くてもうろうとしている中で子どもと遊んでいました。それでもこのころは子どもの睡眠時間も長いので、その裏でゼルダのティアキンをクリアするくらいの余裕は何とかあったように思います。子ども用品の買い物やベビーカーに乗せて歩くだけでも新鮮な経験なのでそういった点でも前向きに過ごせました。

2023年、7~9月ごろ

育休取得後、2~4か月のころ。この辺からは体が慣れてきて抱っこできる時間も伸びてきて体は結構楽になってきました。子どもも今までコロコロと寝ているだけだったのが、首がすわり、寝返りできるようになり、はいはいもはじまり。目を離せなくなってくるころもこの辺。成長に感動する機会も多かったです。
そして、育児休業中の大事な仕事「離乳食」もこの辺から始まります。
離乳食は杉並区の講習をまず受けてからいろいろ試していきました。結局うちは「薄味」というのが守り切れずでしたが、それでもなんとか、幼児食までは徐々に切り替えていくことができました。離乳食については別記事を書こうと思います。

2023年、10~12月ごろ

育休取得後、5~7か月ごろ。はいはいも達者になり離乳食も安定しこの辺は安定した日々だったと思います。家のおもちゃや絵本だと飽きてくることもありこの辺から近所の子どもプラザに出向くようになりました。体を動かすおもちゃや通常のおもちゃもいっぱいおいてあり親としても広い空間で自由にさせられるのは助かるので、週1,2回くらい通っていました。職員さんも親身に面倒みてくれたり、声かけてくれたり、孤独を感じずに済んだのはここの施設の支援のおかげです。本当に感謝しかありません。

2024年、1~3月ごろ

育休取得後8~11か月。この辺からうちの子は歩き始めたのと、気温も暖かくなってきたのでいろいろな公園にも積極的に出かけました。体を動かすことがとにかく成長には大事だと思ったので。比較的、生活もルーティン化されて少し退屈を感じるようになり、でも、映像メディアは子どもが寝ていると見れないので、子供が昼寝している間はKindle使って読書をしまくっていました。

2024年、4月

育休取得12か月目。最後の月です。保育園が始まりました。少し寂しいと思いつつも、預かってくれるという喜びの方が勝っていました。上の子を5年間保育園に通わせきった経験があるので預けることへの抵抗が少ないのもあるかもしれませんが。
ただ、慣らし保育も順調には進まず。。毎週熱を出し、1週間は突発性発疹のためまるまるお休みとかもありました。。最後まで苦難の連続でしたね。。

思い返すと感謝しかありません

今、育児休業が終わりに近づくにあたって思うことは、ありきたりですがとにかく1年間あっという間でした。その間にたくさんの困難(ぎっくり腰、疲れすぎ、子供の怪我、病気、離乳食頑張った、保育園探し)もありましたが、やっぱり思い出に残ることは子どもの成長の節目である、寝返りができるようになったとか、座れるようになったとか、立ち上がった、歩いた、食べた笑った、話した。気付いたらちゃんと言葉は通じないけど意思疎通はできるようになった。とかその驚きや喜びです。
それから、とにかく周りで支えてくれた方々への感謝です。最初の記事でワンオペ育児と書きましたが、夜中の面倒は妻が見てくれていました。仕事もある中で現在進行形で大変ですが、ここだけでも見てくれたのはありがたかった。逆に日中も夜も面倒みているお母さん・お父さん本当にお疲れ様です。
それから、区の職員や施設の方々にも感謝です。保育園探しのために親身に相談にのってくれた子育てセンターの方、遊びに行くとにこやかに挨拶してくれた子どもプラザの方。特に同じ男性ということで親しく声掛けいただいた方。トイレ行きたいときにちょっとでも預かってくれた方。本当に感謝です。こういった施設や人を用意してくれている杉並区にも感謝です。ふるさと納税ばかりしていてはいけないと思いました。
もう1つ、近所で0歳から発育も含めた指導や相談を定期的に行ってくれている歯医者さんにも感謝です。保育士さん常駐で歯に関する相談以外にも、体の発達についてやったほうがいいことを教えてくれたり、相談にのってくれたり、話し相手になってくれただけでも少なくとも孤独感という闇にはとらわれずに済みました。

本日は以上です。テーマ別に書くべきと思うことはまた別途書いていこうと思います。







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