調味料(アミノ酸)と、調味料(アミノ酸等)の違いは?アニサキスアレルギーでも食べて大丈夫?
色々とネットでアニサキスアレルギーのことを調べていると、完全除去を目指すためには「たんぱく加水分解物」だけではなく、調味料(アミノ酸)や調味料(アミノ酸等)といった表記がされている物も避けた方が良いという情報を目にしました。
しかし、そうするとほぼ全ての調味料が使えなくなります。ドレッシングや、タレ系調味料は勿論、料理の基本でよく使うコンソメなんかにも入っています。
例えば、クノールチキンコンソメ成分はこちら。
外食や、コンビニ弁当、スーパーの惣菜やインスタント食品が食べられないのは理解しているので大丈夫ですが、家で自炊をするにも、調味料(アミノ酸)や調味料(アミノ酸等)が封じられるとかなり厳しいことになります。
そもそも、私には調味料(アミノ酸)と調味料(アミノ酸等)の違いが分かりません。そこを理解するところから始めたいと思います。
検索して色々と調べてみると、東京都保健福祉局さんのサイトが分かりやすかったので紹介させていただきます。
そもそも「調味料」には、”アミノ酸”、”核酸”、”有機酸”、”無機塩”の4つがあるそうです。
アミノ酸のみを使用している場合の表記は、「調味料(アミノ酸)」、核酸のみを使用している場合の表記は、「調味料(核酸)」となります。しかし、私は「調味料(アミノ酸)」以外の表記はまだ見たことがありません。
”アミノ酸”に加えて、”核酸”、”有機酸”、”無機塩”いずれか複数の添加物が使用されている場合の表記は、「調味料(アミノ酸等)」。
ここまでは、理解できました。そうなるとアニサキスアレルギー的に知りたいことは、この4つの調味料に魚由来のものがあるのか、無いのか。ある場合は、どれなのか。です。
改めて東京都福祉保健局さんのサイトを見てみると、
アミノ酸。代表的なアミノ酸系調味料であるL-グルタミン酸ナトリウムはこんぶのうま味成分として知られ、工業的には糖蜜やデンプンを原料として発酵法で製造されます。
つまり、原料に魚は使われていない。
核酸。代表的な核酸系調味料である5'-イノシン酸二ナトリウムは、かつお節、にぼし、肉などに多く含まれているうま味成分のひとつで、工業的には糖質を原料として発酵法で製造されます。
つまり、こちらもかつお節や煮干しなどの旨味成分を、糖質を原料として製造しているということなので、こちらも原料に魚は使われていない。
有機酸。代表的な有機酸系調味料であるコハク酸ナトリウムは、貝類特有のうま味成分であり、マレイン酸を還元して得られます。
マイレン酸とは何なのか、検索して調べたのですが私の知識と理解力では、一体何なのかがよく分かりませんでした。ただ、魚を原料にして生成しているというような情報は見当たりませんでした。
最後に、無機塩。代表的な無機塩系調味料である塩化カリウムは、天然のカリ岩塩を精製して得られます。
つまり、原料に魚は使われていない。
あくまで僕の拙い情報収集によると、調味料(アミノ酸)も調味料(アミノ酸等)も、原料に魚を使用しているものは無いのではないか、と推察しております。
あくまで推察です。
たんぱく加水分解物は、小麦など具体表示が無い場合は魚由来の可能性もあるため避けるべきですが、調味料(アミノ酸)も調味料(アミノ酸等)も、危険視する有力な情報は見つかりませんでした。
少なくとも、調味料(アミノ酸)は大丈夫なのではないでしょうか?あくまで個人の見解ですが。
もし、この辺りの情報にお詳しい方がいらっしゃいましたら、コメントなどいただけますと幸いです。
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