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短文リスニングで、より現場重視の実践的なロシア語の能力向上を目指す

最近は検定試験学習者以外のうち、中上級者の方々には「短文リスニング」なるものを導入しています。


従来、ロシア語のリスニング学習は長文や物語を聞かせる形式の教材が多いですが、短文形式のものは1~3の短いセンテンス、または2人の1ターンのみの短いダイアロを聴き、内容の把握を試みるものです。


検定試験対策というよりは、より実践的なロシア語能力の向上を狙う学習者にとってメリットとして挙げられそうなのは、


①長文や物語形式の教材に比べて、取っ掛かりの心理的なハードルが低い。


②文が短く問題数が多い分、豊富なカテゴリー(医療、食文化、芸術、恋愛、政治経済など)の多種多様な単語に短時間のうちに大量に触れることができる。


➂使用したセンテンスは最初から小分けされた例文としてそのまま暗記しやすく、またピンポイントで復習しやすい。


④検定試験に出るような「物語」「論文記事」のリスニングと比較すると、より日常生活の現場重視型の実践的なロシア語の風を感じやすい。

などが挙げられます。


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