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どうして公式はいつか卒業するYouTuberに投資すべきなのか

10/4に株式会社ドズル主催の無料ウェビナー「ゲームコミュニティの維持・拡大のためのYouTuber施策における成功事例」に(僭越ながら)登壇し、お話をすることになった。大変恐縮である。でも機会を頂いたのでがんばる。

ウェビナー

本記事のタイトルは、僕がお話しようと思っている講演のタイトル。ちなみに告知では、講演のタイトルは『クラロワ』および『ブロスタ』におけるYouTuber施策の実例(仮)ということになっている。大幅に変えてしまって申し訳ない。でも(仮)ってちゃんと言っていたのでセーフ...のはず。

どうして公式はいつか卒業する(かもしれない)YouTuberに投資すべきなのか

僕は想いをエンジンに事にあたる方だとは思う。YouTuberさんとお仕事をしていて一番嬉しいことは、綺麗事を言うと、数字が伸びることではなく、YouTuberさんが自分の想像を超えて成長してくれることだし、一緒に成功することだったりする。そして幸運にも、ドズルさんを始めとして、何度もそのように感じる機会に遭遇することができた。つまり、どうして投資してきたかといえば、一緒に成長して、全員で成功したかったからだと言えると思う。もちろんそれが、Supercellにとって一番良いことだと素直に思っている。

ただ、僕が何を想って事にあたったかというのは、酒の肴にはなるかもしれないけれど、講演の内容としては微妙。それよりも具体的な話ですよねやっぱり?ということで今回は、どういう方針で、施策として何をし、どのような成果がでたのかをお話しようと思っている。その結果、講演資料に使われている単語が冷たくなったというか、「投資」とか「ROI」とか「資産」とか、ビジネス的な単語が多めの資料になった。

触りだけ書いてしまうと、僕はYouTuberさんへの投資の方針を、短期的なROIではなく、長期的に生み出されるであろう価値を増やすことにしている。例えばYouTuberさんと一緒に動画を作ってそれが100万円かかり、1万回再生だったとする。これはCost Per Viewは100円であり、ROI的には非常に悪い。10倍は欲しい。一方で、その動画を一緒に作る中で、YouTuberさん自身が成長し、チャンネルの登録者数が伸び、Supercellとの関係が強まってモチベーションがあがるなどすることで、そのYouTuberさんが未来に生み出す価値は増える。そして、その「増える価値」が100万円を超えそうだろうか?ということを考える。

もちろん「増える価値」の正確な計算はできない。過去4-5年で色んな取り組みをYouTuberさんとさせてもらって得た経験則から「これぐらいのことをすると、こうなる」というのが見えてきていているので、それを基に、めっちゃざっくりと見積もる感じになる。

講演ではこのあたりのことを掘り下げてお話してみようと思っている。自分でおすすめするのはちょっと照れるんですが、10/4の株式会社ドズル主催の無料ウェビナー、ぜひどうぞ。

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