自己理解プログラムに参加したら、将来への不安が大きくなった話
8月13日本日付で、自己理解プログラムを終了となります。
100日間、自分のやりたいことに向き合っていく中で感じたことや、考え方の変遷を振り返っていこうと思います。
自己理解プログラムを受講しようか迷っている方の参考になれば幸いです。
はじめに
自己理解プログラムとは、自分のやりたいことを見つけるプログラムになります。
詳しいことは下記のURLを参照
プログラムを通しての感想
1.自己理解ワークが結構大変
自己理解プログラムは100日間に及ぶプログラムで、毎日1時間プログラム内のワークに取り組む必要があります。
この毎日1時間が結構きついです…。
私の場合、時間的に余裕のある生活を送っているので、毎日1時間ワークに取り組むのはさほど大変ではありませんでした。
しかし、疲れが溜まっている日や、気分がとんでもなく落ち込んでしまっている時に、「ああ、ワークやんなきゃ…」と、地べたを這いつくばってパソコンに向かう日が何回かありました。
もしプログラムの受講を考えている方がいらっしゃれば、この時間的余裕があるかどうかも検討の1つになると思います。
受講者の中には、仕事をやめてプログラムを受講されている方がそれなりにいらっしゃいました。
2.やりたいことはパズルのように決まっていく
「やりたいことを見つけた時には、運命的な感覚がある」
これは、自己理解プログラムの中で間違った考え方として紹介されています。
自分も自己理解プログラムを受けるまでは、この考え方が心のどこかに存在していた気がします。
このプログラムでは、やりたいことは論理的にパズルのように決まっていきます。
「やりたいことが見つかった!!」という感覚よりも、「まあ、やりたいことはこれだよな〜」という感覚に近く、あっさりやりたいことが決まった感覚があります。
「やりたいことは絶対に見つかる」と、コーチや同じ受講生の方に言われ続け、本当に見つかるか半信半疑でしたが、そのようにおっしゃる理由がわかりました。
それほどにワークの完成度が素晴らしく、熱心に支えてくださるコーチがいるので、今までやりたいことが見つからなかった人でも大丈夫です。
自己理解プログラムを完走できれば必ずやりたいことが見つかると、私も自信を持って断言できます。
3.やりたいことは1人では探せない
やりたいことを探そうと、大学生の時からいろんな書籍を読んで、ワークに取り組んできました。
その度にやりたいことはこれだと走り出したものの、半年ほどで挫折…。
みたいなことを何度の繰り返してきました。
そんな過去があって今回誰かの力を借りて、やりたいことを見つけようと決意しました。
やりたいことが1人では見つからないのは、「得意」を見つけるのが1人では困難だからです。
自己理解プログラムでは、自分の「大事」「得意」「好き」の3つを見つけていきます。
「得意」は「当たり前にできること」。
自分にとっては当たり前だからこそ、誰かに自分の得意を褒めてもらったり、他の人の意見を聞いて、自分ができることが当たり前じゃないんだと気づくことが大切です。
例えば、自分の得意なことに「集まるメンバーが楽しめることを考えられる」があるのですが、この自己理解プログラムを受けるまでは得意なことだと気づけませんでしたし、他の人の普通にできていることだと考えていました。
やりたいことは決まったのに、不安が増大
ここまで読んでいただいた方々、ありがとうございます。
自己理解プログラムを受けて、やりたいことを見つけることができました。
ここからは、自己理解プログラムは良くも悪くも、「やりたいことを見つける」だけのプログラムだという話をしたいと思います。
「やりたいことで生きられるようになる」プログラムではありません。
当たり前のことだろうと思われるかもしれませんが、やりたいことを見つけて、そこから行動に移していくのは、自分にとってはかなりハードルが高いです。
これまで、自分なりにやりたいことで生きていこうと、プログラミングをしたり、いろんな資格に取ったりしてきました。
その時は、将来に対する不安や失敗したらどうしようという感情はなく、すんなり行動に移すことができていました。
これまでの人生を振り返っても、失敗したらどうしようという感情を抱くことがほとんどなかったように感じます。
「失敗しても人生どうにでもなるよな」という楽観的な考えをしていました。
しかし、自己理解プログラムでやりたいことを決めてから、人生で初めて自分の行動に対して、失敗したらどうしようという感情が湧いてきました。
この理由を自分なりに調べて、考えた結果がこれです。
本当にやりたいことだから
参考になったのは、こちらの動画です
「心の底からやりたいことだからこそ、失敗してしまったら自分の人生そのものまで否定された気分になってしまう。」
この言葉に、自分の不安の全てが詰まっているように感じます。
やりたいことが決まってから、行動に移すのが億劫になり、「やりたいことは違うのではないか」と感じてしまいます。
しかし、その度にこの自己理解プログラムに立ち返り、論理的に決めたことを確認できると、間違いなく自分のやりたいことだと感じることができます。
自己理解プログラムを受けて良かったと1番感じるのは、やりたいことを見つけられたことではなく、人生に不安や迷いが生じても、これで間違いないと帰って来れる場所ができたことです。
終わりに
まだ十分に行動を起こせていません。
できていない理由を考える天才なのではないかと思うくらい、行動できない言い訳が思い付きます。
不安を払拭しようとするのではなく、不安なままでいいんだと思って、自分のやりたいことに向かって進んでいこうと思います。
自分のやりたいことは、次の記事で書きたいと思います。
次の記事も読んでいただけたら嬉しいです!!
ここまで読んでくれてありがとうございました。