売れ行きが変わるPOPの書き方

私が個店を営んでいた時、

魚の形をしたボールペンを
販売していました。

釣りで使うルアーそっくりの
精巧な魚のペンでしたが、

仕入先の方曰く、
「◯◯(私のお店)さんは都内のターミナル駅ビルにある雑貨屋さんと同じくらい売れている」
とのことで、

私のお店は
埼玉のとある商店街の外れにある
小さな子供服のお店でしたので、

仕入れ先の方も
とても驚いていました。

では、
私のお店では
何をやったのでしょうか?

たまたま地域に
魚のペンが好きな人が
多かったのでしょうか?

やったことは
「POP(店頭販促物)」です。

パパの来店が多い週末には、
例えばこう書いたPOPを付けました。
(と言っても名刺大の小さなカードです)

「商談時、さりげなくこのペンを取り出すと…
相手は驚き、嫌でも会話が弾みます」

パパの来店の少ない平日には、

「パパへのプレゼントに。
パパが商談で使えば営業成績アップ間違いなし!」

他にも
対象をパパ以外にしたPOPを付けてみたりと
試行錯誤しましたが、

これらのPOPはいずれも
商品説明をまったくしていません。

ですが、
どんどん売れていきました。

しかも、
お客さんはみなさん
楽しそうに買っていくのです。

そうして、
ターミナル駅ビルにあるお店と
同じくらい売れてしまったのですが、

小阪は著書
『「惚れるしくみ」がお店を変える!』の
「ワクワク体験を売る実践の掟3-表現する」
の中でこう言っています。

「POPやメニューなどのツールは、まずお客に「ワクワクする体験」を直感的にイメージしてもらうためのメッセージツールだと考えないといけません。」

「よくPOPやメニューをイラストやPOP文字を使って「どう書くか」については研修などもなされていますが、これらツールをメッセージと考えた場合、より重要なことは「何を書くか」、お客に「何を言うか」ということになるのです。」

ぜひみなさんも
商品やサービスそのものの
説明もさりながら、

その商品やサービスによって
もたらされる「ワクワクする体験」を
お客さんに発信して、

お客さんの毎日を
彩っていただきたいと思います。

ということで、

こちらの動画は
ある飲食店さんが
「ワクワクする体験」を
お客さんに伝えたことで、

売れない商品を
大人気商品にしたお話です。

合わせてご覧ください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://youtu.be/eYd4JKxZft0

それではまた次回に。

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