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「のとし」とタイプしてNoteshelf 3


「のとし」とタイプしてNoteshelf。「ぐとの」と打つとGoodNotes,「のた」と打ってNotability。私のiPadはこんなふうに変換します。

辞書に登録してあるくらい,これらのアプリは私がよく使うPDF編集ソフトですが,今となっては,そうでしたと過去形でいうべきアプリもあります。
「こらの」と打ってCollaNoteという時期もありましたが,今はほとんど使わなくなりました。

昨年の冬期講習にはCollaNoteをメインに使っていましたが,今年はその書類をPDFに変換してNoteshelfで使いました。

最初,いちいちPDFにして共有するのは手間に思えましたが,CollaNoteで管理していたので,書類があちこちに散在することもなく,変換は一度だけなのでPDFで管理するよりも効率良かったと思います。

ということで,もうしばらくCollaNoteは書類置き場としてiPadの一部を占めると思います。

今は以前ほど新しいアプリ探しをしなくなったのですが,それでもiPhone・iPadアプリの栄枯盛衰ははげしいなと思います。

一時期あれだけ CollaNote にはまったのは,このアプリが統合型でファイル管理が便利だったからです。通常の作業ではiPadOS標準の[ファイル]アプリで書類を管理し,短期の講習などにはファイル管理ができる統合型アプリを使うことで,書類の整理が容易になります。
去年の冬期講習の資料はCollaNoteで管理していたので,今年の冬期講習の準備は,まずCollaNoteの中から取り出すことから始まりました。

元々がパソコンユーザーなので,書類はフォルダの中で一覧表示したい,分類するにはサブフォルダに分けたい。そんな人間だったので,iPadでも[ファイル]アプリが登場する前から,アプリの種類に関係なくファイルを一元管理したい,という気持ちがiPadを使い始めたときからありました。
多分,こんな頭の堅い人間が,iPadで最初に苦戦したのがテキスト入力,次がファイル管理だったと思います。

そんな気持ちが私をPDF中心のファイル管理に走らせました。iPadはPDFを基本フォーマットとして利用できたので,PDFを編集できるアプリであればファイル交換ができ,さらに純正の[ファイル]アプリで一元管理ができます。

その代わりに,個々のアプリの特長には目をつぶるということになりました。だから私にとっては,GoodNotesもNotabilityも,そしてNoteshelfも同列であり,並行して使っていいました。なんといってもメインはPDFというファイル形式であり,[ファイル]アプリとPDFViewerで閲覧できてこそのファイルの一元管理なのでした。

今は私のPDF編集で,Notabilityが主力アプリになっているのは,その上で手書きからの「テキスト変換」と「数式変換」の機能が優れていたためです(ただし,オプション購入の機能であり,その後サブスクになりましたが)。

その後,iPadOSに「スクリブル」が登場しましたが,スクリブルが手書き認識であったのに対し,手書きからの「テキスト変換」は手書きOCRともいうべきもので若干目的が異なったので,まだNotabilityは手離せません。一方で,NotabilityはGoodNotesにも通じますが,アプリが大きくてファイル管理をアプリの中で行います。PDFに手書きできれば良いという軽微な利用には少し大げさすぎると思うこともあります。

そんなところに復活したNoteshelfは書くことが主力なノート型アプリ。手書きからの「テキスト変換」はNotabilityにも匹敵します(サブスクでない標準機能)。今回Noteshelfをまた使おうと思ったのは,この軽量級で必要十分な手書きの機能があるアプリだというのを思い出したからです。

まだ新しいNoteshelfの「テキスト変換」がどのくらい変わったかまでは使い込んでいませんが,そこは以前と同じでも良いのです。2023年は手書きや「テキスト変換」に振り回され,結局のところは主力アプリはサブスク版の人工知能に任せるみたいな展開になってきています。でも,私がこの冬に使いたかったのは,シンプルに手書きができ,ファイル管理ができる温故知新なアプリNoteshelfだったのでした。

Noteshelfはこんなアプリです。Noteshelfの熱いファンは多いので嬉しい。↓

#今年のふり返り

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