タブーが解禁された_今だから言える____2_

トランプの対露、対イラン不当制裁の真意

こんにちは、増田俊男でございます。

現在私は、アラブ首長国のドバイにおります、先月11月28日にこちらで、私の侍セミナーというのがありまして、プライベートセミナーということで、特定の方ばかりを集めて、行ったセミナーなんですが、当日になりましたらいろいろ噂というんでしょうか、ヒト伝いに聞いたということで、大勢の方がこられまして、会場に入りきりないような状況だったわけです、アメリカとか、イギリスなんかの場合ですと、日本もそうですが消防法てのがありまして、勝手に決まった人数以上に部屋に入れられないんですね、部屋のキャパシティってのが決まってるんです、

こちらは少し大目に見ていただきまして、会場に来られた方、皆さん参加していただくということになったわけです、いずれにしましてもこのサウジアラビアの例のイエメンのスーシーという右翼集団による原油施設の攻撃、この衝撃というのはやはり、こちらのアラブ首長国のほうにも重大な問題となってるわけですね、まあアラブ首長国、それからサウジアラビアともに1974年にアメリカとですね、安全保障条約っていうのを結んでるんですよね、これはキッシンジャーがサウジアラビアのサウド王に会って、そしてこの安全保障する代わりに、サウジアラビアの原油は全部ドルで売ってくれということですね、

これは何でそういうことになったかっていうと1971年8月15日に、ニクソンショックといいまして、ドルと金との交換性が廃止になったわけです、そのためにドルの信頼というものがどんどん下がっていった、おまけに戦後アメリカのドルは、世界の基軸通貨として、つまり世界の通貨、みんなの通貨ということになってるわけですから、その信頼が落ちるということはですね、世界経済にとっても由々しき問題だということで、これを何とかしないといけないということでキッシンジャーが、サウジアラビアに行き、そして今言ったように安全保障と引き換えに、このサウジアラビアの原油を売る場合は全部ドル以外では売らないでくれと、こういう契約ができた、


それによってですねドルの信頼が保たれた、サウジアラビアに続いて、この今の私が来ているアラブ首長国、その他多くの湾岸の原油生産国は、サウジアラビアに右へ倣えということになったわけですね、今現在この、アラブ首長国ではですね、トランプ大統領に対する非常になんて言うんでしょうか、敵愾心ていうんでしょうか、非常に最近憎んでおりまして、このサウジアラビアの原油施設、これがフーシーによって簡単に攻撃されたということは、アメリカが故意に、これを防がなかったんだということになってるわけですね、


それはごもっともな表しで、今までアメリカはいかなるサウジアラビア、その他湾岸諸国に対するテロもですね、守ってきたわけですね、だからこそ、原油をですね、アメリカUSドルで売ってきたわけです、ところがですね、こんな簡単にスーシーのごとき、テロ組織に、しかもサウジアラビアの生産量の50%がですね、失われるというほど、大規模な攻撃を受けて、そしてアメリカは素知らぬ顔をしているということですから、これは怒るのは当たり前の話ですね、


おまけにさらに怒りを講じたのはですね、トランプ大統領がこのフーシーのサウジアラビア原油施設の攻撃の後ですね、この言ったことがですね、非常にまたアラブ諸国の感情を逆なでしたとなんて言ったかって言いますと、自分で勝手にトランプ大統領ですが、自分で勝手に防げるものを防がないで、そしてやられた後、サウジアラビアにですね、サウジアラビアは自分の安全は自分で守るべきだ、なんて言ったんですから、これは怒らないわけにはいかんでしょうねというようなことで今現在も、トランプ大統領あるいはアメリカに対する根強い悪感情はあるわけです、


そこへきて私の侍レクチャーの中身がトランプ大統領の真実というんですよ、トランプ大統領は世界中にうそつきだということで知られてわけですね、まあアメリカのあるマスコミの機関が、トランプ大統領が就任してから、今日までどれだけの嘘をついたか、というのを一つ一つ全部取り上げてきたんですね、なんか2万5千くらいの嘘をついてきたということねんですね、その嘘かどうかということをどうやって証明したかっていうと、一つは数字的な間違い、嘘というよりも間違いもあるんですけども、1万のもの10万といったとか、いろいろそういうことはあるんですが、


それよりもほかにですね、もっと政治的なその、嘘をたくさんついてるということなんですね、アメリカのその経済についてもですね、今その利下げをしてですね、金利をマイナスにすべきだというようなことを言ってるわけですが、これは、現在のアメリカのファンダメンタルズあるいは経済の統計、その他もろもろの科学的といいましょうか、経済的、科学的データから分析すればですね、全く的を外れた話だということで、これも嘘の一つに数えられるということで、数えれば切れがないほど、2万5千ですからね、それだけの嘘があるということです、

今回の私のセミナーの題は今申し上げましたように、トランプ大統領の真実ということなんですよ、どういうことかっていうとトランプ大統領は2万5千からの嘘をついてるけども、その嘘の背後に真実があるんだとここに、注目しないとですね、トランプをまたアメリカを見損ないますよと見間違えますよ、という話なんですよ、ですからこちら皆さん関心を持つのは当然のことで、押すな押すなのことだったわけですね、

ですから対中貿易戦争あるいはヨーロッパに対する貿易戦争、その他いろいろイランに対する制裁とかよく考えてみたらイランに対する制裁なんて根拠がないわけですね、イランはあれは2015年7月ですか、6か国合意というのは、できましてそれ以来イランはその合意に基づく条件を100%といっていいほど、忠実に守ってきてるわけですね、そしてそれは国連の原子力委員会というところが査察をしてですね、間違いなくイランはきちっと、実行してると約束を守ってるとこういうことが証明されてるわけなんですが、

そこでいきなりアメリカがですね、6か国協議から離脱して離脱したと同時に勝手にイランに対して経済制裁をかけると、こういうことなんですね、一見ひどい話なんですが、なんでこういうことをしているのかとその裏には何があるのか、ということをよく説明してあげたわけです、

例えばイランの制裁にしても、ロシアに対しても制裁してるわけですね、クリミア半島をこのクリミアをロシアが侵略したっていうんですね、しかし全く侵略してないわけで、クリミアの住民の総選挙をしてですね、93%は私はウクライナよりもロシアの人間になりたいとロシア人になりたいという風にはっきり住民が、意思を示してるわけですねそして、また言語もそうなんですが、ロシアに帰属したいというクリミアの93%あるいは、それ以上の人がですね、ロシア語を話してるわけですね、文化もなにもロシアで、昔クリミアはロシアの一部だったわけですね、そういうことから歴史的あるいはまた住民の意思ですね、これがロシアに帰属したいということでそれを受けてロシアがわかりましたと、ではロシア領として認めましょうとこういったことなんですね、

いわば民主的手段をとってですね、ロシアに帰属したということが真実なんですよ、これをアメリカは侵略だ、とロシアは別に武力行使したわけでもなんでもなくて、クリミア自治区の議会で決議されたこと、これを認めたに過ぎないんですが、まるで軍事侵略したかのごとく、アメリカは言ってロシアに経済制裁かけてると、こういう現実があるわけですね


ではなぜこのような、いわば不当な制裁をかけてるかとイランに対する制裁も不当、ロシアに対する制裁も不当、じゃあなんで不当なことをするのかということを詳しく説明したわけです、時間もありませんので、そう長々話をするわけにいきませんが要するにですね、ロシアあるいはイランに経済制裁をかけると、いうことはロシアやイランと取引をしている国は、ドルを使えないということなんですよ、ドルを使うとすぐわかってしまいますから、すぐ制裁されるんですね、ですからドルを使わないで極端な場合金貨ですよ、金貨をですねまあ何キロとか持っていってですね、ロシアから石油をいただくとか、あるいはユーロを使うとか、あるいは円を使うとかいうことでですね、ロシア、イランと取引をしなければならなくなるということはですね、ドルのシェアを減らすということなんですよ、これをトランプが狙ってるわけなんです、


今までドルをアメリカは防衛してきて、ドルを侵害するものはことごとく制裁されたんですが、今回はがらりと変わりまして、トランプはドルを衰退させようとしている、ドルを暴落させようとしている、中国に対する貿易戦争も言ってみれば、アメリカ経済を弱らせ、中国経済を弱らせ、かつドルを弱らせるということになるわけですよ、ですからなぜドルを弱らせ、ドルを衰退させてるかというとところが問題でありまして、ご存知の通りアメリカの中央銀行FRBっていうのはアメリカから独立した、アメリカ合衆国が一株も持っていない、独立した銀行なんですね、それがアメリカ合衆国のドルを刷る権限を持って、ドルを刷ってこれをアメリカ合衆国に貸し付けて、そしてアメリカ合衆国がこの通貨をどんどんと使ってると


そして赤字が天文学的になって23トレイニオンていうんですから、まあ日本のお金にしまして2400兆円ですかね、もの赤字になったと、そしてこの間、このとうのFRB議長さんのパウエルさんが議会証言をしまして、このアメリカ合衆国の負債はとても維持できるものではないと、やがて債権ディフォールトつまり国債が支払い不能になるだろうと、こういってるわけですからアメリカは破綻状態に追い込まれてるとこういうことなんですよ、

これをどうしたら改善できるかってできないんです、歳入は増えないし、支出は増える一方だし、どう考えてもこのアメリカの赤字を減らすということはできないということなんですよ、じゃあどうしたらいいかということなんですが、今まで中央銀行からお金を借りてたのを今度は、中央銀行をアメリカの財務省の一部にして、そして財務省が国債は発行するそしてその財務省の資金発行部がお金を発行して、これを払うとこういうふうにすれば全てうまくいくということなんですね、そこを目指してトランプがドルを衰退させてるというのは本音なんです、そんなお話をしまして大変受けました、今日はこの辺でお話は終わりにしときます

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