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2020年4月の読書を話してみる

本を読む時に「誰かが同じ本を読んでいる」と思えると、不思議と読書が捗るんですよね。というわけで、今読んでいる本・次に読む本を紹介します。

読書の進捗や、読んだ感想はnoteサークルに投稿します。(私は読むのが遅いので、4月に全て読み切れるとは思えませんが。)

「私はこの本を読む」「それ興味ある」「それ読んだのならこの本もオススメ」「その本いいよね」なんて、noteサークルにコメントしてもらえると嬉しいです。

以下に、私が読む本を決めるにあたって勝手に行っている企画(テーマ)を紹介します。あと「読書リレー」と称して本をお勧めしたり、お勧めされた本を読んで感想を述べたりもしています。

企画紹介1:ビジネス・レビュー・アップデート

エキスパート志向な方は名プレイヤーとなるべく仕事を通じて腕を磨けば良いでしょう。マネジメント志向な私は名監督になりたくて、もっと幅広い知識経験を欲していました。そこから『ハーバード・ビジネス・レビュー』を定期購読するようになり、ビジネスに役立ちそうな本を色々と読むようになりました。

今読んでいる本・次に読む本はこれ;
・月刊紙『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』2020年5月号
・入山章栄『世界標準の経営理論』ダイヤモンド社、2019

企画紹介2:知覚・意識・人工知能

ハーバード・ビジネス・レビュー2017年5月号に掲載された安宅和人さんの『知性の核心は知覚にある』という論文に感銘を受けたのと、当時聞いた松尾豊さんの講演でディープラーニングを『眼の誕生』に喩えていたのが印象的で、知覚について深く知ろうと思ったのがきっかけです。

読んでみると、抜群に面白い本とたくさん出会うことができました。マイブームなテーマとなっています。

今読んでいる本・次に読む本はこれ;
・安宅和人『シン・ニホン』ニューズピックス、2020
・マーク・チャンギージー、柴田裕之(訳)『ヒトの目、驚異の進化』早川書房、2020

企画紹介3:人生とアートを本で語る

 時々「自分は、自分の人生を歩んでいるだろうか」と振り返ることがあります。経済的な成功も大切ですが、短期的・長期的な日々の過ごし方に満足しているかも大切です。多面的に人生を見たとき、それでも「自分の人生を歩んでいる」と言いたくて。本にヒントをもらいながら、たまに自分で自分の奥を覗いています。

今読んでいる本・次に読む本はこれ;
・ロルフ・ドベリ、安原実津(訳) 『Think clearly』サンマーク出版、2019

企画紹介4:読書読本・文章読本

人間の思考について突き詰めていくと「言語のインプットとアウトプット」になるんじゃないかと。そうであれば「言語のインプット」である読書と「言語のアウトプット」である文章・文書作成を磨くことで、思考力に磨きが掛かるのではないか、なんて思っています。

と言うわけで、読書や文章作成に関連する良さそうな本を読もうと思っています。100冊読めば、何かを語れる気がしています。

今読んでいる本・次に読む本はこれ;
・シルヴァン・バーネット、竹内順一(監訳) 『美術を書く』東京美術、2014
・メアリアン・ウルフ、大田直子(訳)『デジタルで読む脳 × 紙の本で読む脳』インターシフト、2020

企画紹介5:デザイン・実験・学習

学習効果を高めるには、実際にやってみるのが一番。というわけで、実践的な本を読みつつ、色々と試しています。

現在の取り組みはこれ;
・noteサークル「いろんな読書を試してみる部」で投稿内容や投稿頻度をあれこれ試してみる
・noteの有料共同運営マガジンを出してみる

今読んでいる本・次に読む本はこれ;
・渡邊恵太『融けるデザイン』ビー・エヌ・エヌ新社、2015

企画紹介6:大部な本・難しい本・学術書と向き合う

自分は読書にリズムとバランスを重視したりするわけですが、年間100冊の読書ペースを維持しようとして、読みやすい本に走りがちな時もあったりします。読書の質も高めようと、哲学・自然科学・社会科学・人文科学 といった分野の比較的難しめの本も取り入れて読んでいます。こういう、進捗しづらい本ほど、一緒に読む方が出てくるとありがたいのですが。

今読んでいる本・次に読む本はこれ;
・カルロ・ロヴェッリ、冨永星(訳) 『時間は存在しない』NHK出版、2019
・M.チクセントミハイ、大森弘(訳) 『フロー体験入門』世界思想社、2010

サブプロジェクトとして以前に以下を企画しましたが、最近はほとんど進捗ありません。賛同者出てきたら再開したいと思います。
・モンテーニュ『エセー』読破プロジェクト
・カント『純粋理性批判』をちゃんと読むプロジェクト
・「吉本隆明の本を5冊は読もう」プロジェクト

読書リレーの紹介(お勧めされた本を読む・お勧めした本を再読する)

タイトルの通り、人に本をお勧めしたり、お勧めされた本を読んで感想を述べたりしています。意外な本ほど「当たり」だった時の感動はひとしおだったりします。(「ハズレ」な時もあるわけですが。)

今読んでいる本・次に読む本はこれ;
・森博嗣『すべてがFになる』講談社、1998
・宇田智子『那覇の市場で古本屋』ボーダーインク、2013

そのほか:もうすぐ終わりにする企画

何年か前からちょっとずつ取り組んでいて、だいぶ自分の中で満足しつつある企画を紹介します。

・「米原万里作品を読んでいく」プロジェクト
・「自分なりに民主主義のゆくえを占ってみる」プロジェクト
・「自分は機械と信用のどちらを選ぶか、本を通じて思考実験してみる」プロジェクト

これらは、現在積ん読している本(『動物と機械から離れて』とか)を読み終えたらいったん終わりにしようと考えています。賛同者が現れたら、プロジェクト続行にするかも知れませんが。

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企画の詳細や結果などは別途noteに投稿したいと思います。2020年4月もいろんな読書を試してみます。


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