🎹久元祐子さん モーツアルト・ソナタ全曲演奏会最終回🎹
大好きなピアニスト久元祐子さんが2016年から5回にわたって開催してきた「モーツアルト・ソナタ全曲演奏会」の最終回がサントリーホール
ブルーローズで開催されました。
久元祐子さんは晴れ女。
私も晴れ女。
コンサートはいつも晴れ。
例え雨マークが付いていても、
予報に反して晴れ間がさしてくるのですが。
今回ばかりは雨でした。
六本木一丁目の駅からサントリーホールに行くまで傘をさしてのは初めてです。
1時半、会場の時間なると「たいまつ片手に」のフランスキャロルが流れてきて、これでテンションが上がり、中に入ると雨を吹き飛ばす熱気を感じました。
サントリーホール・ブルーローズに運び込まれた祐子さんのお名前の入った「ベーゼンドルファー 280VC ピラミッド・マホガニー」
いつもながら見た目も優雅で美しいピアノにうっとりです。
🎹プログラム🎹
♪ロンド ニ長調 KV485
♪ロンド イ短調 KV511
♪ピアノ ・ソナタへ長調 KV533/KV494
ーintermission—
♪ピアノ・ソナタ ハ長調 KV545
♪幻想曲 ハ短調 KV475
♪ピアノ・ソナタ ハ短調KV457
かつてピアノのレッスンで練習した曲で、なんとなく指が動く・・?
かもしれないという親しみのある ロンド ニ長調KV485 から始まりました。
どんな曲かしら・・・と思われる方々のためにyoutubeからの演奏を貼り付けていきます。久元祐子さんの演奏ではありませんが、プログラムの解説を引用させていただきながら、紹介していきたいと思います。
♪ロンド ニ長調KV485(1786年)
同時期に作曲されたオペラ《フィガロの結婚》の序曲を思わせるような雰囲気のある作品です。
♪ロンド イ短調 KV511(1787年)
光と陰の交錯が見事は音の綾を織りなす静謐な世界です。
♪ピアノ ・ソナタへ長調 KV533/KV494(1788年)
♪ピアノ・ソナタ ハ長調 KV545(1788年)
モーツアルトの全ソナタの中で最も親しまれ、愛奏されてきたソナタです。
♪幻想曲 ハ短調 KV475
♪ピアノ・ソナタ ハ短調KV457
【一つの音符に込めた意味 月刊ショパン】
久元さんが今回のコンサートへの想いを語りながら、
古楽器で演奏もしている大変貴重な映像です。
レクチャーコンサートそのものです。
ピアノファンの方、必見です。
是非是非 ご覧くださいませ。
【モーツアルト・ソナタ全曲演奏会】
2016年1月17日(日)モーツアルト・ソナタ全曲演奏会第一回目が開催されました。
6年前、ちょうど、私は還暦を迎える年、丙申の年でした。
会社を定年退職して、古い建物をリニューアルして、
しぇあひるずヨコハマを作り上げるときでした。
私の人生、いつもジェットコースターのようですが、
これまででも最大の難所でした。
1年に一度、サントリーホールで久元祐子さんのピアノを聴くことが
私の支えになりました。
ようやく人生の嵐もおさまり、凪がやってきた
2022年11月23日、雨の日。
いつもより、しっとりと情感がじわじわと滲み出てくるような感動を覚えました。
11月3日に安曇野で、自然の中で、光と風に包まれて聴いた時とは全く印象が変わっています。
聴き手の心に寄り添うモーツアルトの音楽は私の頭の中をぐるぐる渦巻く煩悩を綺麗に洗ってくれました。
Encore 🎵アヴェ・ヴェルム・コルプス
リストが編曲したモーツアルト アヴェ・ヴェルム・コルプス
美しい旋律に思わず涙が溢れてきました。
最後の音が消える中、久元祐子さんは両手を合わせ、
祈りを捧げていました。
グローリア。。まさに祈りの曲です。
🎵 アリエッタ
久元祐子さんが最後に弾くグリーグ「アリエッタ」
これを聞くと、また会いましょう!と思います。
【ウィーン・サロン・オーケストラ ニューイヤーコンサート2023】
2023年のお正月はウィーン気質でお祝いします!
久元祐子さん ありがとうございました❤️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?