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🍁紅葉狩③女神湖&森の木びと🍁

久しぶりに出かけた立科 女神湖。
どの季節に来ても心が洗われますが、
今回はさらに特別に癒されました。


【女神湖】

女神湖は標高1540 m。
周囲は1.5km、
ぶらり散策にはもってこいの大きさです。

農業用に建設された人造湖。
この夏が例年になく暑かったせいか
今まで見たことのない水位の低さ。
びっくりしました。

干潟になってる⁉️


凪の時間はまるで鏡のようです。

蓼科山が夕陽に浮かぶ頃、
水面はまるで鏡のようになります。

この枯れ木のあたりまで
水位が下がったことを聞きました。

夏に雨が少なかったのですね。

【森の木びと】

妖精が棲んでいるゲストハウス。
オーナーは小学校からの後輩です。


白樺の木に囲まれたドイツ風の佇まい。
🎃ハロウィンバージョン🎃
心温まるランチョンマット!
お野菜中心のお料理が嬉しいです
自家製のお味噌に絡めていただく新鮮なお野菜


鶏肉の照り焼きと蕪のスープ


お食後はアイスクリーム お腹いっぱい
夜の散策に出かけます
桟橋からの景色 
思うほど寒くない夜



煌めく星々
頭の中には星めぐりの歌が流れていました
朝食のサラダ
朝食は少なめにとお願いしました。
コーンスープ、ピタパン、ベーコンエッグ、おりんご
素材が良いのでとても美味しいです


森の読書タイム

森の木びとにはたくさんの本が置いてあります。
リビングで選んだ本を読むのが好きです。

今回私を呼んだ本はこの2冊でした。

ヘンリー・デイヴィット・ソローは
アメリカマサチューセッツ州コンコードにある
ウォールデン池湖畔の森の中に丸太こやをたて、
自給自足の生活を2年2ヶ月ほど送りました。

大好きな作家、哲学者。
私も2回、コンコードを訪れ、
彼の過ごした丸太小屋(レプリカ)にも行ってきました。

静かな湖畔で過ごした経験を綴った「森の生活」は
何度も読みましたが、
この本は読んだことがありませんでした。

もともと孤独も好きな私ですが
その思いを「言葉」で読むとスッキリしました。

さらっと読めるのでお食事前に読みました。

次に私を呼んだのがこの本。

小学校からの後輩角田光代さんの
「世界中で迷子になって」

旅日記なのですが、
お買い物、食べ物について
彼女ならではの視点で描かれていて、
すぐに角田ワールドの出かけて行きました。

孤独もいいけど、
やっぱり私は旅が好き!
と半分読んだらうとうと眠りに落ちました。

次回行った時にまた半分読もう!
帰る前に
本棚に返してきました。

【心の金継ぎ】


「釣瓶落としの秋の日」が苦手な私です。
いつもも元気がなくなって、10月中旬から、
急に寂しくなり、毎年落ち込む時ですが、
今年は心にちょっとしたヒビが入ってしまいました。
爪も割れるし、
心も割れそうと思っていました。
だんだん脆くなるのは
血管ばかりではないのだなあと思っていました。

そんな私を呼んでくれてたEricaちゃん。

私は紅葉の里に飛んで行きました。

美しい紅葉・・・
一枚一枚、全ての色が違う紅葉。

手入れをされているわけでもなく。
誰も見ていないのに
まばゆい光の中で輝く赤や黄色の葉っぱたち。

神様の絵筆のよる最大の芸術です。

この光景を見ていたら、
漆の樹液でできた天然の接着剤を
陶磁器の欠けた部分を修繕する
金継ぎを思い出しました。

今、私の心のヒビは自然の漆で
金継ぎされているんなあと感じました。

お気に入りの器にヒビが入ったら、
捨ててしまいそうになるけど、
金継ぎされてさらに美しさをましていく・・・
心も同じ・・・

人生が終わる時、
自分では思い描くことができなかった
美しい金継ぎの器ができていたら
それはとって素敵だなと
思いました。

#立科
#女神湖
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#紅葉
#森の生活


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