⚓️ハマっこの1泊横浜ツアー⚓️
「おばあちゃんのお部屋に泊まりたい」
8月10日、お誕生日の日に
同じ庭の中に住む10歳になる孫娘が言いました。
予定は8月20日の夜・・・
あらあら19日のコンサートの翌日・・・
思い切ってホテルステイを計画しました。
Booking.com で調べてみると
なんと
ホテルニューグランド一泊20,838円！
もちろん、すぐに予約しました。
横浜駅の徒歩圏内の高台に住む私は
生まれも育ちも横浜。
でも、いえ、だからこそ
横浜のホテルに泊まる機会は作らなければ
ありません。
山下公園へ
19日のコンサートが終わって
20日は朝ゆっくりして、
お昼過ぎに出発。
まずは氷川丸へ！
横浜そごう直結の
横浜市バス乗り場1️⃣始発の
26系統横浜港シンボルタワーゆきに乗って
桜木町を経由して、山下公園前で下車。
暑い日差しが照りつけていますが、
港を吹く風はちょっと違います。
氷川丸は毎週土曜日、日曜日、祝日に
オープンデッキを開催しているので早速乗船しました。
＊チケット売り場はお船の中なので、
まずは乗船しましょう！
氷川丸は戦前より現存する唯一の貨客船で、
シアトル航路に就航し、太平洋戦争では病院船、引揚船として活躍し、
1960年に役目を終え引退し、
今は静かに横浜港に係留されています。
国の重要文化財です。
船の名前は大宮氷川神社に由来し、
ブリッジの神棚には氷川神社の祭神が勧請され、
今も氷川神社を祀っています。
太平洋戦争時、撃沈されることもなく運航を全うできたのは
氷川神社のお守りがあったからだと思います。
さて、中を見学してみます。
小さいながら、アールデコ様式の客室もラウンジも
当時の先端の設えだとわかります。
「北太平洋の女王」と呼ばれた氷川丸には
秩父宮ご夫妻、チャーリー・チャップリンも乗船しました。
神奈川県民ホール
アイスクリームを食べてから、
山下公園内をゆっくり歩いて
神奈川県民ホールに向かいます。
県民ホールは1975年に開設しました。
山下公園を見渡すこのホールができた時、
私は大学1年生。
東京に行かなくてもコンサートをみることができて大感激でした。
往年の外タレからユーミンまで、
たくさんのコンサートをみました。
この日は
YOKOHAMAゴスペルフェスティバルが開催されていて、
16時15分から
Pencil Bunch with Leo and The Family が出演。
私はかつて松谷麗王先生率いる
ゴスペルコーラスグループで歌っていた時がありました。
悲しいことに麗王先生は急逝されてしまいましたが、
彼のゴスペルDNAを受け継ぐコーラスグループPencil Bunch と
彼の指導を受けたクワイア有志からなる Leo and The Family 。
ゴスペルを愛し、
真摯にコーラスを追求してきたチームが絆を深め、
心を一つに歌いました。
一緒に歌った仲間が歌う姿を見て感動しました。
麗王先生の声も聞こえました。
良い時間を過ごさせていただいたことにも感謝しました。
感動をありがとうございました。
Hotel New Grand
17時、チェックインの手続きを済ませ、
お部屋に行きました。
なんとルームナンバー「1111」
幸先の良いラッキーナンバーです。
1927年に開業したホテルニューグランドは
本館とニューグランドタワーがあり、
私たちはタワー棟11階でした。
開業当時から、皇族、イギリス王族などの賓客や、喜劇王チャーリー・チャップリン、米国の野球選手ベーブ・ルースなど著名人も多数来訪し、ダグラス・マッカーサーは1937年に新婚旅行の帰路と1945年にSCAPとして来日直後にそれぞれ滞在している。日本が第二次世界大戦に敗れた後の7年間は、マッカーサーが率いる占領軍将校宿舎として接収され、戦前の錚々たる宿泊者を記したゲストブックが持ち去られた。なお、マッカーサーが当時宿泊していた315号室は「マッカーサーズスイート」として一般客も宿泊できる。
松任谷正隆、由実夫妻の結婚披露宴も行われましたね。
夕食は本館1階のコーヒーハウス
ザ・カフェ ですることにしました。
いつも混んでいるので、
お部屋から予約するとすぐにお席を用意してくれました。
なんといっても
スパゲッテイナポリタンを味見してもらいたいと私が注文。
彼女はビーフカレー。
辛くないようにとお願いしてました。
スパゲッテイナポリタンは2代目総料理長 入江茂忠が、接収時代、茹でたスパゲッティに塩・胡椒・トマトケチャップを和えた物を米兵が食べているのを知り、アレンジを加えて生み出した一品です。
街の喫茶店でも食べられるようになったナポリタンはこちらが発祥です。
THE WHARF HOUSE（ザ・ワーフハウス）山下公園
食事を済ませてお散歩に行ったのが山下公園内横浜大さん橋ターミナル側にできた「THE WHARF HOUSE（ザ・ワーフハウス）山下公園。今年の4月にオープンしたのを聞いて、気になってはいましたが、今回初めて行ってみました。
海が見える足湯テラス・・に早速入ってみると、なんと足湯ではなく足水でした。
昼間は暑くてもさすがに夜になって水の中に足をそう長く入れておけるものではなく、早めに切り上げました。
＊17時以降は有料です。
レンタルタオルも借りて2人で800円でした。
横浜マリンタワー
1961年1月15日に開館したマリンタワー。
1960年代、自宅からマリンタワーがよく見えました。
あの頃は灯台で、赤と緑の光を放っていました。
今では滅多に出なくなった霧ですが、当時は夜霧がよく出ました。
そんな霧の中、灯台の光はしっかり照らしていました。
世界で最も高い灯台とギネスブックにも記録されいましたが、
2008年7月28日未明灯台の機能は休止し、
9月1日に廃止されました。
2006年12月に営業を一旦終了。
2022年9月1日に二度目のリニューアルオープンを迎えました。
リニューアルしてから
初めてのマリンタワー展望フロア登頂です。
子供の頃、展望フロアから見た時の景色と
すっかり様変わりした横浜の夜景。
私はやっぱりマリンタワーが好きだなあと思いました。
夜景を楽しんでお部屋に帰ると
私は睡魔に襲われ、
シャワーを浴びたらバタンキュー。
孫娘はそれからテレビやYouTube見たりして
夜遅くまで起きていたらしく、翌朝は起きれず、
Eggs’n Things のパンケーキも食べないで、
帰り支度。
それにしても朝の港の景色も素晴らしい！
T・ジョイ横浜
「しん次元！クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦とべとべ手巻き寿司」
の予約を入れておいたので、
みなとみらい線で横浜駅に戻り、
CIAL の地下二階へ。
ここはとても便利なことがあります。
三本珈琲店では地下で売っているお弁当などを
持ち込んで食べても良いのです。
私はコーヒーとホットドッグを注文しましたが、
彼女は大川水産のお寿司の巻物を持ち込んでペロリ。
それから8階のT・ジョイ横浜で映画観劇。
映画見ながら絶対寝ちゃうなあと思いきや、
面白い内容でちゃんとみていられました。
14時帰宅。
遠くに行かなくても
楽しかった！
ホテルニューグランドという非日常の空間にいくと
いつも見慣れた日常の景色が
全く違って見えました。
大切な孫娘と大好きな横浜で過ごした
2023年夏
わすれられない思い出になりました。
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